吉田 鋼太郎-男の肖像時計の選択(パワーウオッチVol.78)

フランク・ミュラーのロングアイランド。シックなレクタンギュラーケースが、吉田さんの落ち着いたたたずまいによくマッチしている

画面から圧倒的な存在感を漂わせる吉田鋼太郎さん。実はかなりの遅刻魔なのだそうだ。

「俳優をしている人はだらしないように見えて、意外に時間に正確な人が多いんです。撮影現場に遅れたりすると、大勢の人に迷惑がかかっちゃいますからね。でも、僕は現場入りの時間が決まっていても、そこから逆算して何時に出発すればいいかっていうのが、いまだに上手くできないんですよね。さすがに現場を飛ばしちゃったことはないし、飛行機や列車に乗り遅れることもないから、ぎりぎりで自分のなかになんらかの縛りはあると思うんだけど。遅刻は良くないですよ。本当に(笑)」

愛用の時計はフランク・ミュラーのロングアイランド。モノトーンで仕上げたシックな意匠がよく似合っている。

「去年、芸術選奨という名誉ある賞をいただきまして、そのお祝いに近しい友人たちがお金を出し合ってプレゼントしてくれたものなんです。後で値段を知ってびっくりしました。最初は文字盤のデザインがあまり好みじゃなかったんだけど、実際に着けてみるとそんなに大げさじゃないし、装着感も非常にいいんですよね。やはりいいものは良く出来ているんだなって、最近はとても気に入って愛用しています」

最近は多くの作品に出演しており非常に多忙な様子だが、このくらい忙しくてもあまり苦にはならないという。

「われながらオフの時間の使い方があまり上手くないなって思うんですよ。たとえば1日だけオフがあったりすると、前日からあれもやろうっていろいろ張り切ってはみるんですけど、考えすぎて結局TSUTAYAでDVDを借りて見てるだけで1日が終わったりします(笑)。何日かまとめて休みが取れると、地方の温泉に出かけて朝からちょっとお酒をいただいたりしますけど、それが唯一の息抜きですね。最近はおかげさまで忙しくさせていただいてるので、なかなか出かけられていませんが。ここのところ舞台から映画までいろいろな作品に起用していただいて、同時に何種類もの役柄をこなしているけど、中途半端に忙しいとかえって持て余したりするんです。このくらい毎日忙しくさせていただいているほうが、自分の性に合っているのかもしれませんね」

 

吉田 鋼太郎俳優
KOTARO YOSHIDA 1959年1月14日、東京都生まれ。学生時代からシェイクスピア演劇に出演し、舞台俳優として活躍。97年には劇団AUNを立ち上げ、演出も手掛ける。蜷川幸雄演出舞台など数多くの舞台に出演。長年の舞台生活で培った演技力と存在感は評価が高く、近年は『相棒』『半沢直樹』『MOZU』『連続テレビ小説 花子とアン』など多くのドラマや映画でも活躍している。

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