コロッケ-男の肖像時計の選択(パワーウオッチVol.85)

カルティエ(左)、シャネル(右)とダブルネームのロレックスも所有。「保証書がないからニセモノかもしれないけど、自分もニセモノだからそれもいいか!ってね(笑)」大丈夫。本物です!

芸能生活30周年で買ったジェイコブスカル(右)は美川憲一さんとお揃い。35周年で買ったオイスターパーペチュアル×クロムハーツ(中)もシャネルJ12クロノグラフもだが、ダイヤ入りが最近のお気に入りだ

 

ステージでのド派手な衣裳とは裏腹に、普段は黒一色の上下にクロムハーツというスタイルで通す。「ステージじゃ、こんなにつけなくていいだろ!ってくらい飾りつけた衣裳ばかり着てますからね(笑)。服はシンプルに、その分時計が主役と思っています」

“ものまね王座決定戦”で初めて優勝したとき、自分へのごほうびにサブマリーナを買って以来、大きな舞台のあとや節目の年に“少し背伸びした”時計を買い足してきた。芸能生活30周年のときには、ビッグフェイスにダイヤでスカルを描き、ベゼルにもダイヤを散りばめたジェイコブ。35周年の今年はロレックス×クロムハーツのブレスウオッチで、クロス部分にはやはりダイヤが輝いている。「70歳くらいになってこういう時計を着けているとちょっとおしゃれだと思うんですよね。頑張っていた時代時代が刻まれた、会話のもとになるようなモノが好き。無理して買ったのを『オレあんときさー』なんてネタにしたりしてね」

「ものまねはご本人が作り上げたものを失礼な形で横からかっさらっていくもの。だから違う形で楽しんでもらえることを考えなきゃいけない」という意識が常にある。それがコロッケさんを“新しいこと”に駆り立ててきた。ダンスやロボットの動きを取り入れたり、照明やBGMの演出まで考えたり。今年は“ものまね楽語”として後輩とともにものまねで演じる落語イベントを開催。コロッケさんは古典落語“芝浜”を披露し、人情もののおとっつぁんを田中邦衛さん、おっかさんは淡谷のり子さんで演じるという新境地を拓いた。「落語ならしゃべるだけで、年取ってもできるから」などと言いつつ、現在は高難度のヒップホップダンスを取り入れた新ネタに挑戦中。映画で最新の映像技術をチェックしては新しいロボットの動きを芸に取り込むのにも余念がない。“ものまねグランプリ”では審査員席にいてもおかしくない立場だが、今年も1回戦から参戦する。

「後輩に『いつまでやるんすか!』と煙たがられるのがうれしいんですよ。もっと歳を取ったらやりたいネタももう考えてあって、(マネる)顔を間違えるっていう(笑)。でもいまはまだボケ芸をやるにはちょっと早いから、ふさわしい歳になるまでは頑張らないとね」

 

コロッケものまねタレント
KOROKKE 1960年3月13日熊本県生まれ。1980年、日本テレビ“お笑いスター誕生”でデビュー。TV・ラジオのほか、全国でものまねコンサートや舞台に出演する。ロボットやヒップホップダンスの動きも取り入れたものまねレパートリーは現在300種類以上。数々の芸能賞の受賞に加え、2014年には芸術文化振興への功績から文化庁長官表彰も受賞した。芸能活動の傍ら東日本大震災被災地支援活動にも取り組み、2012年防衛省防衛大臣特別感謝状も授与されている。

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