時計の歴史に名を残す伝説的腕時計の行方

編集部、佐藤です。

いきなりですが、皆さんはアンティークウオッチはお好きでしょうか?
斯く言う自分は、アンティークウオッチが大好きです。大好物です。

特に1960年代から1970年代に製造された腕時計はたまりません。

この頃の腕時計にはレトロフューチャーなアイテムが多く、とにかく個性的だからです。

近年の腕時計は確かに性能も良いし、デザインもモダンで洗練されていて、腕時計としてはまとまっているとは思うのですが、正直なところ面白みに欠けるものが多いように感じます。

が、1960年代から1970年代に製造された腕時計はデザインやカラーリングにしろ、機構にしろ、その端々に何やらパワーがみなぎっていて、思わずワクワクしてしてしまう不思議な魅力を持つ腕時計が少なくありません。

特に心を鷲掴みにされたのが、コレ↓

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ブローバ社の「アキュトロン スペースビュー」であります。

電磁コイルやトランジスタ剥き出しのデザイン。なんとも個性的な見た目ですよね。ただしこの時計、奇抜なデザインのクォーツウオッチというわけではありません。

詳しい人はご存知かもしれませんが、音叉を時間制御に使用した世界初の音叉式腕時計なんですね。音叉に電磁石で一定サイクルの振動を発生させてその振動を時針の駆動に用いるシステムで、機械式の毎秒6~8振動とは比べ物にならない毎秒300振動という、当時としては驚異的な高精度を実現したことで時計の歴史に名を残す傑作として知られています。

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機械式ともクォーツともつかない独特の針の動きと音を発する音叉式腕時計は、やはり今でもユニークでかなり所有欲がそそられます(・∀・)!

ちなみにこのブローバ社は1960年代から1970年代にはアメリカを代表する腕時計メーカーのひとつとして名を馳せたブランドで、このアキュトロンはNASA(アメリカ航空宇宙局)の公式時計の納入に際して、採用されることはありませんでしたがオメガのスピードマスターと争ったほどだったと言われています。その高い実力からこの音叉ムーヴを組み込んだ腕時計はオメガをはじめ、ユニバーサル・ジュネーヴ、シチズンなどでも生産されていました。

とはいえ、1969年に音叉式よりも高性能なクォーツ式の腕時計が登場したことで一挙に衰退し、今に至るわけですが・・・、なんと!驚くなかれ、今年の秋頃にアキュトロン スペースビューが復活を果たすそうなんです。個人的にはロレックスの新作なんかよりもよっぽど気になるところであります。

というのも、こうした個性的なアンティークウオッチは魅力的なのですが、正直なところアフターやメンテナンスができるところが限られてしまうので、なかなか日常的には使いににくいという側面があるんですね。でも現行モデルとして復活すれば、当面は安心して着けられますしね。

リーマンショック以降なかなか元気のない時計業界ですが、これ機に1960年代から1970年代のパワーみなぎる腕時計がたくさん復活してはくれないかな、と思う今日この頃。

正確だけどちょっと面白みに欠けるクォーツ時計、趣味性抜群だけど正直値の張る機械式、それ以外に音叉式のような、心をワクワクさせてくれる選択肢もあっても良いのではないでしょうか?

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