“GS(グランドセイコー)”新作と既存どちらを選ぶ!?

Grand Seiko



ダブルネーム仕様を手に入れる最後のチャンス

今年のバーゼルワールドで、セイコーが新戦略を打ち出した。それが、“セイコーブランドのラインナップのひとつであったグランドセイコーをブランドとして独立させ、さらなる差別化を図る”というものである。
これまでビジネスシーンを中心としていたデザイン領域を、本格スポーツやラグジュアリーといった分野まで広げていくことに加え、文字盤デザインも刷新。従来の“SEIKO”とのダブルネーム仕様から、“Grand Seiko”単独表記に変更され、魅力的な新作がすでにリリースされているのだ。
ここで気になるのは、既存モデルの扱いだろう。実は、既存モデルは基本性能はそのままに、5月より順次、“Grand Seiko”単独ロゴの新デザインへと切り替えられ、新たなレファレンスで展開されている。しかも、3月下旬より全モデルを対象に保証期間が2年から3年に延長されたのだ。
ただし、留意しておきたいのが、既存のダブルネーム仕様の文字盤は生産が終了になるという点だろう。ダブルネーム仕様は、グランドセイコーの歴史を刻むヒストリカルモデルとして希少価値が増す可能性を持ち、さらに新作よりも2〜3万円程度割安なモデルもあるため価格的メリットも強い。
長年愛されてきたダブルネーム仕様の文字盤が欲しいという人は、市場に流通している分が入手できる最後のチャンスとなるので、この機会にぜひ手に入れておきたいところだ。

Grand Seiko



初代グランドセイコー
リミテッドコレクション
2017「現代デザイン」


新生グランドセイコーの目玉として発売される限定モデル。初代グランドセイコーの哲学を継承しつつ、現代的なアレンジが加えられている。大型ケースに対応した新開発メカニカルムーヴメントCal.9S68を搭載。


■Ref.SBGR305。TI(40.5㎜径)。10気圧(日常生活強化)防水。自動巻き(Cal.9S68)。世界限定968本。81万円(6月発売予定)


(写真左モデル)


SBGA099



スプリングドライブ搭載の
大人気コレクション


本誌読者アンケートでも人気の高かったスプリングドライブムーヴメント搭載のパワーリザーブ表示付きモデル。セイコー独自のスプリングドライブは、クォーツ時計並みの精度を実現する一方で、機械式時計の醍醐味を味わえるとあって、幅広い層に支持されている。しかも価格は50万円アンダー。均整の取れたデザインと、同価格帯の舶来時計よりも高品質な作りも大きな魅力だ。


■SS(40.5㎜径)。10気圧(日常生活強化)防水。スプリングドライブ(Cal.9R65)。48万6000円


(写真右モデル)


SBGA299



クリアなデザインと
高級感が魅力の新型モデル


■SS(40.5㎜径)。10気圧(日常生活強化)防水。スプリングドライブ(Cal.9R65)。50万7600円


DETAIL

Grand Seiko

Grand Seiko


既存ではGSロゴを6時位置に配している。ダブルネーム仕様は文字盤に凝縮感を与える効果があり、こうしたデザインを好むユーザーも少なくないはずだ。一方、新型では6時位置がすっきりし、視認性が向上している。

Grand Seiko

Grand Seiko


新型ではひとつのブランドとして独立させるため、12時方向のロゴを“Grand Seiko”で統一。対して既存は“SEIKO”名も入るダブルネーム仕様だ。なおこのモデルに関しては、既存ではブルースチール秒針が採用されている。

Grand Seiko

Grand Seiko



優れた精度を実現した
GSのスタンダード機


【9Sメカニカル】


SBGH001


グランドセイコーのラインナップで、最もベーシックなデイト表示付きの3針モデル。毎秒10振動のハイビートムーヴメントCal.9S85を搭載し、携帯精度日差+8〜ー1秒という高精度を実現している。シンプルながらも細部の作りは手が込んでおり、ザラツ研磨によって美しく仕上げられたケース、多面成形された針やインデックスを備えており、高級感がある。


■SS(40.2㎜径)。10気圧(日常生活強化)防水。自動巻き(Cal.9S85)。64万8000円

Grand Seiko


SBGH201


■SS(40.2㎜径)。10気圧(日常生活強化)防水。自動巻き(Cal.9S85)。66万9600円

Grand Seiko



ディテールにひねりを
利かせた実用モデル


【9Sメカニカル】


SBGJ001


GMT機能を付加した派生モデル。24時間目盛りを文字盤外周部に記すことで、雰囲気はそのままに新たな実用機能を与えた。1967年発表の44GSで確立した、セイコースタイルと呼ぶデザイン理念に基づき、現代解釈が加えられたケースを採用。ほかにも雫石高級時計工房から望む岩手山の岩肌を表現した独特なパターン文字盤は、このモデルならではの魅力。


■SS(40㎜径)。10気圧(日常生活強化)防水。自動巻き(Cal.9S86)。70万2000円

Grand Seiko


SBGJ201


■SS(40㎜径)。10気圧(日常生活強化)防水。自動巻き(Cal.9S86)。72万3600円


問い合わせ:

商品に関するお問い合わせは、セイコーウオッチお客様相談室 ( ☎ 0120-061-012 ) まで


POWER Watch No.94(2017年7月号)
提供元/セイコーウオッチ
構成◎船平卓馬(編集部)/写真◎笠井 修/文◎堀内大輔(編集部)

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