盛岡セイコー工業の伊藤 勉氏が平成30年度の現代の名工(卓越した技能者)に

機械式腕時計の組み立て技能が認められ、
伊藤 勉氏が現代の名工として選定される。

盛岡セイコー工業の社員で、機械式腕時計の組立を行う伊藤 勉(いとう つとむ)氏が、このたび平成30年度「卓越した技能者(現代の名工)」として選定された。卓越した技能者表彰制度は、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を厚生労働大臣が毎年一回表彰するものだ。

伊藤氏は、2000年に盛岡セイコー工業の高級機械式腕時計の組立職場に配属され、セイコーウオッチが誇る高級機械式腕時計、グランドセイコーに搭載されるキャリバー9Sの組み立て、調整を主に担当している。

キャリバー9Sは、200点を超えるパーツが組み込れたグランドセイコーが誇る最高峰の機械式ムーヴメント。キャリバー9Sでは、スイスのクロノメーター規格を上回る独自の精度規格を採用しており、そのため部品の組み立て、精度調整は非常に難易度が高い。なかでも機械式時計の心臓部であるヒゲ付きテンプの調整は、ヒゲぜんまいのわずかな歪みをピンセットを使って、100分の1㎜単位で修正するという卓越した技能が求められる。

伊藤氏は、このヒゲ付きテンプの調整をはじめとする高度な組み立て、調整技能を有しており、18年にわたりグランドセイコーの量産製造を支えてきた。そして、職場リーダーとして技能伝承に努めるほか、社内講座などで講師や時計技能競技会出場者の指導も手がけるなど、幅広く後進の育成に貢献している。さらに国内外でのセミナー、組み立て実演を通じ、日本の高級機械式腕時計の魅力や技術の高さをアピールし、機械式腕時計のファンや市場の拡大にも貢献。これらの功績が認められ、今回の卓越した技能者(現代の名工)受賞となった。

 

【伊藤 勉(いとう つとむ)氏 略歴】

1972年 6月生まれ (46歳)
1991年 盛岡セイコー工業入社。入社後、クォーツウオッチの組み立て職場に配属
2000年 高級機械式時計の組み立て職場に配属
2003年 一級時計修理技能士 資格取得
2006年 いわて機械時計士技能評価 一級合格
2010年 時計技能競技全国大会 第一部門 準優勝
2013年 いわて機械時計士技能評価 IWマイスター合格
2013年 岩手県青少年卓越技能者 認定

【問い合わせ】
セイコーインスツル 経営管理部 広報課 ☎︎ 043-211-1185
セイコーウオッチ 広報宣伝部 ☎︎ 03-3564-4597
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