1桁万円台で買える!SEIKO(セイコー)の人気モデル、Diver Scuba LOWERCASE(ダイバー スキューバ ロワーケース)をレビュー!

1桁万円台で買える傑作ダイバーズを編集部がレビュー!

 1975年に誕生、その優れた性能とユニークなルックスから、セイコー ダイバーズウオッチの代名詞となった“外胴プロテクターつきモデル”を起源とするプロフェッショナルシリーズ。そんな傑作ダイバーズをベースに、LOWERCASE(ロワーケース)クリエイティブディレクターの梶原 由景 氏が監修、タウンユース向けにコンパクトにアレンジしたのが、Prospex Diver Scuba LOWERCASE(プロスペックス ダイバー スキューバ ロワーケース)プロデュースモデルだ。

 そのファーストコレクションは2018年秋に初めて登場したが、すぐさま大ヒット。その第2弾、2019年春夏コレクションが新たに登場し、4月に発売を開始した。今回、編集部では、そんな人気コレクションのなかでもEDIFICE(エディフィス)とJOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)、二つの人気セレクトショップの別注モデルを借りることができたので、編集部によるレビューをお届けしたい。

商品開発アドバイザー 梶原 由景
クリエイティブ・コンサルティングファーム「LOWERCASE」代表。元ビームス・クリエイティブディレクター。異業種コラボの元祖的存在としてナイキ、モトローラ、ディズニー、レゴなど様々な企業、ブランドと画期的なプロジェクトに取り組み、セレクトショップの再定義を行った。現在は、ハイエンドマーケットにおけるブランディング、コンサルテーションを多く手掛け、その領域はデザイン・ファッション・デジタルと広範囲にわたる。
主にセレクトショップ・百貨店・ファッションブランドなどのコンサルテーションを進める傍ら吉田カバン“PORTER”ブランドとの協業による自社製品の企画・ディストリビュートなども行っている。また2010年には初の著作であるレストランガイド「TRANSIT TOKYO ごはん」、私的定番紹介本「The Essencial Things 100」を上梓するなど、執筆活動も積極的に行っている。15年11月には藤原ヒロシ氏とコンテンツサイト「Ring of Colour」を立ち上げた。
※セイコー公式サイトより引用。

 

 まずは機能面から。今回3モデル取り上げるが、異なるのは文字盤デザインやカラーリングで、機能はすべて同じ。1975年のオリジナルが600m防水の飽和潜水用だったのに対して、本作は200mの空気潜水用。また、前者は機械式モデルであったが、後者はソーラー充電式のムーヴメントを搭載。そしてサイズはオリジナルが50㎜以上もあったのに対し、本作はケース径を42.7㎜までサイズダウン。ソーラー充電式の腕時計で、よっぽど暗いところに起き続けでもしない限り、使いたいときに止まっているようなことはまずないので、その辺りは機械式モデルよりも扱いやすい。またサイズもオリジナルと比較するとかなり小振りになっているので、普段の装いにもさらっと合わせやすい。まさに“タウンユース向けにコンパクトにアレンジ”したモデルと言って間違いない。なお、スペックは以下の通り。

■ SPEC
・ケース素材	ステンレススチール、プラスチック
・裏ブタ	ステンレススチール
・ベルト素材	強化シリコン
・風防素材	カーブハードレックスガラス
・ルミブライト	あり(針・インデックス)
・精度		平均月差±15秒
・防水		200m潜水用防水
・耐磁		あり
・サイズ	縦43㎜×横42.7㎜×厚さ11.5㎜
■ FUNCTION
・ソーラー充電機能:光を電気エネルギーに換えて充電(フル充電時約10ヶ月間駆動)
・裏ぶたに限定モデルの証のシリアルナンバー表記
・逆回転防止ベゼル
・スクリューバック
・スクリューロック式リューズ
・過充電防止機能
・即スタート機能
・デイト(カレンダー)表示機能

 

 オリジナルの外胴プロテクター付きコレクションは、ケースが大きすぎて、まるでツナ缶を腕に載せているかのように見えることから、通称“ツナ缶”と呼ばれているが、アレンジバーションはデザインこそ“ツナ缶”がベースだが、見た目はかなりスマートに仕上げられている。特に厚みが抑えられているところがポイントだ。オリジナルはあくまでもプロユース仕様ゆえに分厚く、お世辞にも普段使い向きのモデルとは言い難いが、本作はケースサイズもさることながら、デザイン的な特徴は残しながら厚みがかなり抑えられているので、ダイバーズウオッチのなかでもかなり着け心地が良いモデルに仕上がっているのが魅力だ。

 

 さて、今回は3モデル取り上げるが、見た目に関しては正直、好みによるところが大きい。筆者個人の好みで言えば、エディフィス エクスクルーシブモデルのSTBR037がオススメ。3・6・9の飛びアラビア数字インデックスとバーインデックスを組み合わせた文字盤は、数あるバリエーションのなかでも、唯一このモデルのみが採用するデザイン。程よい無骨さとスポーティさを兼ね備えているところが非常に魅力的だ。さらに、価格的にも3モデル中でもっとも手に入れやすいところもオススメしたいポイントである。

 もちろん、ほかのモデルも魅力的だ。エディフィス エクスクルーシブモデルのSTBR029は白蝶貝を採用した文字盤とブルーのベゼルの組み合わせがなんとも都会的で上品な雰囲気を醸しており、ジメジメとした梅雨の時期も、茹だるような夏の暑い時期でも、爽やかに着けられること受け合いだ。また、ジャーナルスタンダード エクスクルーシブモデルのSTBR038は、ブラックの外胴プロテクターとピンクゴールドカラーのコンビネーションケースに、一部をブラウンカラーに変更した大人っぽいカラーリング。雰囲気的には秋冬まで使えそうなところがポイントと言えよう。

 

Edition EDIFICE Exclusive Model。Ref.STBR037。4万3200円



 

 

 

 

 

 

 

 

Edition EDIFICE Exclusive Model。Ref.STBR029。300本限定。5万4000円。


 

 

 

 

 

 

 

 

Edition JOURNAL STANDARD Exclusive Model。Ref.STBR038。700本限定。5万4000円


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いずれもかなり魅力的な仕上がりで甲乙付け難いが、特にSTBR029とSTBR038はそれぞれ数量限定。販売開始から1カ月半ほど経ったいまはまだ購入できるようだが、なくなり次第販売終了となってしまうので、気になる人は早めに購入することをオススメしたい。

 

文◎佐藤杏輔(編集部)/写真◎笠井 修

【お問い合わせ】

ベイクルーズストア
https://baycrews.jp

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