本国ドイツで大人気。ユンハンス“マイスター”に日本限定仕様が登場

 1972年に開催されたドイツ・ミュンヘンゲームで公式タイムキーパーを担当した実績をもつユンハンスが、世界的なスポーツの祭典が開催される2020年を記念したジャパンリミテッドを製作。いよいよ8月より発売される。

ヒストリカルシリーズ、マイスターとは?

 日本においてユンハンスのアイコンモデルと言えば、真っ先にバウハウスデザインの“マックス・ビル バイ ユンハンス”シリーズの名が挙がるだろう。
モデル名ずばり、バウハウスデザインの巨匠であるマックス・ビルがデザインした時計をいまに受け継ぐ人気シリーズだ。
しかし本国ドイツにおいてはというと、実は同社の歴史を現代に継承する“マイスター”シリーズが最も支持されていることは意外と知られていない。

1952年に発売されたマイスター

 

 この“マイスター”シリーズの原点となっているのは、精巧さと美しいスタイルを追求して1930年代初めに発表されたモデルだ。30年近くも製造されたロングセラーモデルであり、ロレックス、オメガに続いてクロノメーター取得数で世界3位にまで登り詰めた50年代には、高精度なクロノメーターモデルの多くを“マイスター”名で展開して、国内外での支持を広げた。

 

 今日のマイスターシリーズは、この歴史的なモデルの意匠を受け継ぎ、2011年に復活したのものだ。現在では手巻き仕様、自動巻き仕様、クロノグラフ仕様、クロノメーター仕様などなど、マックス・ビル バイ ユンハンスシリーズ以上に豊富なバリエーションが展開されている。

マイスター メガ ジャパン リミテッド 2020。Ref.058 4803 75。SS(38.4mm)。5気圧防水。電波クォーツ(Cal.J101.65)

 

 そんな多彩のバリエーションを誇るマイスターシリーズのなかでも、近年人気を博しているのが、文字盤にワールドマップを記した個性的なデザインと優れた機能性を併せもつマイスター メガである。このたび製作されたジャパンリミテッドは、このマイスター メガをベースにしており、白文字盤にグリーンのワールドマップをあしらった従来にない組み合わせで、スペシャル感が演出されている。

 さらに文字盤に“2020 Ltd”の文字が追加されているほか、ワールドマップをよく見ると日本のみがレッドプリントされているなど、細かなところまで“日本仕様らしい”作りだ。

ブラック文字盤にワールドマップが描かれた既存のマイスター メガ

 

 搭載しているのは最新の電波ムーヴメント。毎日時刻を自動受信するので基本的に調整不要だが、これは“Junghans MEGA”と名付けた独自のアプリケーションを使い、このアプリケーション自体が電波局の役割を果たすことで、地球上、どのエリアにいても絶対的な精度を維持できるだけでなく、任意のタイムゾーン設定も行えるという優れた機能性を備えている。

 つまりこの優れた機能性を視覚的に表現したのが、文字盤に記されたワールドマップというわけだ。

セイコーエプソンの協力を得て、2018年に発表された電波ムーヴメントのCal.J101.65

 

 伝統と革新が融合したユンハンスのジャパンリミテッドモデルの価格は税抜きで18万円。2020年にちなんで、202本限定で発売される。

文◎堀内大輔(編集部)

【問い合わせ先】
ユーロパッション
http://www.europassion.co.jp/junghans/

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