2017年に設立された時計ブランド、KARL-LEIMON(カル・レイモン)。国内外のクラウドファンディングを通じてファーストモデル、Classic Pioneer(クラシック パイオニア)を発表したところ、多くのサポーターから支持を得て大成功。なかでも、Makuakeでのプロジェクトでは、日本製時計部門で募集金額1位(当時)を達成、19年に実施した第2弾プロジェクトでは、アナログ時計部門で募集金額歴代1位という大記録を残した。
そんな気鋭のブランド、カル・レイモンから、ついに待望の新作が登場するという。
その新作というのが、Classic Simplicity(クラシック シンプリシティー)だ。
要望が多かったという、シンプルなムーンフェイズのみの文字盤をクラシックに表現することにこだわったモデルで、カル・レイモン最大の特徴であるムーンフェイズ機能に特化するというコンセプトを、より先鋭化させた新作となっている。
まだ実機には触れていないのだが、入手できた画像をベースに、その特徴を紹介したい。
新作は、時分針、そして最大の特徴であるムーンフェイズ機能だけにフォーカスしたシンプルなデザインから、クラシック シンプリシティーと名付けられた。
数字とバーを交互に使ったインデックスと針には蓄光塗料を使用。クラシック パイオニアでは見られなかった夜光機能を実現している。
さらに、文字盤は2層構造となっており、内側には高級感のあるギョーシェパターンを刻み、外側にはラウンドブラッシング加工(円形のヘアライン)を施している。
また、ケース素材には316Lステンレススチールを採用。サイズは38mm、厚みは10mmとファーストモデルのクラシック パイオニアと同じだが、注目はフォルム。丸みを帯びたデザインのケースフォルムとすることでクラシック パイオニアとは異なった洗練された雰囲気を醸し出している。
なお、ベルトはクラシック パイオニア同様、着脱時のレザーへのダメージを抑え、長く使えるようバタフライバックルを採用する。
こちらはシルバーカラーケースモデル。クラシック パイオニアでは、後からブルー文字盤が追加されたが、初めからラインナップ。ブルー、ブラック、シルバー文字盤の3色展開だ
こちらはゴールドカラーケースモデル。シルバーケースモデル同様3色展開。シルバーケースモデルは精悍な印象だが、ゴールドカラーケースモデルからはリッチな雰囲気が漂う
そんな新作クラシック シンプリシティーだが、10月31日(木)、つまり本日から、MAKUAKEで先行予約販売を開始している。
シルバーカラーケースモデルが3万3550円、ゴールドカラーケースモデルが3万5750円だが、先行予約販売では通常よりも安く手に入れることができる。
一般販売よりも早く、そしてお得に手に入れたい! という人は、ぜひプロジェクトをチェックしてみてほしい。編集部では、実機に触れる機会ができ次第、レビューをお届けしたいと思う。
文◎佐藤杏輔(編集部)
【問い合わせ先】
カル・レイモン
Mail:info@karlleimonwatches.com
カル・レイモン公式サイト
https://karlleimonwatches.com/jp
クラシック シンプリシティー新作プロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/karlleimon_2nd