誕生15周年を迎えて完成したシリーズの集大成! BALL WATCH(ボール ウォッチ)独自技術満載の超高性能ダイバー“オリジナル”とは?

誕生15周年を祝う新作は、コストパフォーマンス高すぎな超高性能機!

 

 機械式らしからぬタフさを実現した高精度な実用時計を、手の届きやすい価格で提供するボール ウォッチ。なかでもエンジニア ハイドロカーボンは、ブランド独自のテクノロジーで卓越した性能を実現したモデルをラインナップし、高い人気を得るフラッグシップコレクションである。

 エンジニア ハイドロカーボンの初登場は2004年。シリーズ誕生15周年を迎え、アニバーサリーモデルを発表した。それが今回取り上げたエンジニア ハイドロカーボン オリジナルだ。

 まず注目は文字盤である。ボールのアイコン技術のひとつに、マイクロ・ガスライト夜光システムがある。これはトリチウムガスを真空のガラス管に密閉し、蛍光物質でコーティングされたガラス管の内壁とトリチウムの発する電子が作用して光を発するというものだ。

 蓄光ではなく、自ら発光するため、どんな環境でも常に正確な時刻を読み取れるという利点があるが、構造上、インデックスデザインはガラス管の形状により制限されていた。
 だが、本作では2層式の文字盤を採用することで、これまでは表現できなかったドットやトライアングルなどのインデックスデザインが可能となったのである。

新しいインデックス表現を可能にした2層構造の文字盤
2層構造の、いわゆるサンドイッチ文字盤を採用。下層に板状に加工された面積の広い自発光マイクロ・ガスライトを組み込み、上層は写真のように文字盤に穴を開けてインデックスとしている。この2層構造を採用することで、文字盤上のインデックスデザインの自由度が格段に広がった。なお、ベゼル部分はマイクロ・ガスライトではなくスーパールミノバを採用し、その上からサファイアクリスタルリングを重ねている。

 そして、何と言っても徹底して耐衝撃性や耐磁性など、実用性が追求されている点が本作の大きな特徴である。

 ヒゲゼンマイの変形や絡みを防ぎ、衝撃の影響を最大66%も緩和する“スプリングロック耐震システム”にはじまり、緩急針を特殊なプレートで押さえて衝撃の影響を無力化する“スプリングシール耐震システム”、ムーヴメントを保護する“アモータイザー衝撃吸収リング”など、ボールの耐衝撃技術が随所に盛り込まれた。

 こうして機械式最高レベルの耐衝撃性を確保する一方、“ミューメタル製”ムーヴメントホルダーとインナーケースを備えることで、8万A/mもの耐磁性能も実現した。
 しかも、これだけタフさを追求しながら、本作はコレクション最小の40mm径に抑えられているという点も注目に値する。

独自のテクノロジーにより、徹底的に耐衝撃性を追求
ヒゲゼンマイをケージで覆い、ヒゲゼンマイの変形や絡みを防ぎ、耐衝撃性を高める“スプリングロック耐震システム”に加え、緩急針を特殊プレートで固定し外的ダメージを無力化する“スプリングシール耐震システム”、さらにムーヴメントを保護する“アモータイザー衝撃吸収リング”も採用。

 


 さらに注目したいのが、ケースに設けられた切り欠きだ。これはベゼルを固定する際に、内部のラチェットの爪を折らないようにするために設計されたもの。
 加えてプールや海に入った後など、ベゼル内部に侵入した水分を排出することでサビなどのトラブルを防ぐボール ウォッチが開発した世界初の機構“ウォーター・エバキュエーション・システム”も兼ねている(ベゼル内部にも溝が彫られていて、その溝とこの開口がつながっている)。
 なぜ、このような設計が成されているかといえば、パーツの加工精度が高く、パーツの噛み合わせが厳密だからゆえ。メンテンス性まで考慮して設けられたディテールなのだ。

 

BALL WATCH(ボール ウォッチ)
エンジニア ハイドロカーボン オリジナル
■Ref.DM2118B-S1CJ-BK。SS(40mm径)。300m防水。自動巻き(Cal.RR1102C-SL/COSC認定クロノメーター)。30万8000円

■機能など 時・分・秒表示/デイデイト表示/針・文字盤に計15個の自発光マイクロ・ガスライト/スプリングシール耐震システム/スプリングロック耐震システム/アモーターザー衝撃吸収リング内蔵/スーパールミノバ夜光付き逆回転防止サファイアベゼル/セーフティーロック・クラウンシステム/8万A/mの耐磁性/7500Gsの耐衝撃性

 

スクリューバックやリューズを最後までねじ込まないとロックができないセーフティロック・クラウンシステム、2重のネジ留めラグ、ネジ留めのブレスコマ、約140kgの加重に耐えるバックルなど、細部まで堅牢な作りが貫かれている

 

着けてみました
徹底してタフな作り込みが貫かれた本作。通常、こうしたスペック重視の腕時計は実用性が犠牲となることが多いが、ケースは40mmと実はコレクション最小サイズで着けた感じも上々。大振りなモデルが多く、そのサイズ感からエンジニア ハイドロカーボンを敬遠していた人こそ、チェックしてみてほしい。

 

 徹底した耐衝撃仕様に加えて、COSC認定クロノメーターの高精度ムーヴメントを搭載しているエンジニア ハイドロカーボン オリジナル。独自技術てんこ盛りの高性能機でありながら、価格は何と税込み30万8000円というのだから、コストパフォーマンス高すぎではないだろうか。

 

【問い合わせ先】
ボール ウォッチ・ジャパン
TEL:03-3221-7807
http://www.ballwatch.com/global/jp

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