現代にあったデザイン・品質の時計を、低価格で提供することを目的に2019年にスタートした新鋭ウオッチブランド、“PRINCIPE Watches(プリンチペ ウォッチ)”。手掛けるアイテムはすべて機械式時計、かつ税込みで5万円以下のため、時計好きのセカンドウオッチはもちろん機械式時計の入門機としても最適なブランドといえるのだ。
そんなプリンチペ ウォッチの人気シリーズ、“PW8153”に新たに2つのモデルがラインアップされたというので、ブランドのコストパフォーマンスの良さやデザイン性についても注目しつつ、新作モデルを紹介していこう。
発売初日にして100本以上の先行予約を受注したプリンチペ ウォッチの第1弾モデル、“PW8173”シリーズ。ブランドの代表作となったこのPW8173シリーズをベースに開発されたのが、今回新たにラインアップされたPW8153シリーズだ。ちなみに、プリンチペ ウォッチのアイテムはほかに、ムーンフェイズが搭載されたモデルや、デイ・ナイト表示と12時間計が搭載されたモデルなどがある。もちろんすべて機械式かつ税込み5万円以下なので、気になる方は公式サイトを見てみてほしい。
新作モデルのPW8153は、PW8173のスケルトンフェイスはそのままに、ラウンドケースから丸みを帯びたスクエアケースへと変更し、クラシック感を高めている。クラシック感を高めたケースに対して、インデックスはよりモダンな印象にアレンジされ、12,3,6,9のみのローマンインデックスを、すべてバーインデックスにすることにより視認性を高めている。
写真は今回販売された2モデルのうちのひとつで、インデックスと3針にピンクゴールドの加工が施されたピンクゴールド×ブラックモデル。コントラストを効かせた色使いに仕上げることでスケルトン加工が施されたムーヴメントが強調されたデザインとなっており、女性でもつけやすい印象だ。かくいう私もこちらのモデルが欲しいと感じた。ケースサイズは40mmと、女性の腕では少しサイズオーバーかもしれないが、ケースが大きめで個性のある時計が好きな私にはとても魅力的に映る。
もうひとつはムーヴメント、インデックス、3針すべてをゴールドで統一した、ゴールド×ブラックモデル。週末などのオフスタイルにピッタリだ。先ほどのモデルと比べて、カラーリングだけでも存在感を放つので、人とは違った個性を求める方におすすめしたい。
スケルトンデザインと時間の見やすさ、両方を追求したPW8153モデルは、これで税込み2万4200円だというから驚きだ。機械式時計をはじめて持ちたいという方や、女性は男性へのちょっとしたプレゼントなどに最適なモデルといえる。また、ラウンドケースの時計のみ所持しているという方へも、ファッションの幅が広がるスクエアケースのPW8153はオススメしたい。
PRINCIPE Watches(プリンチペ ウォッチ)
PW8153 シリーズ
■Ref.PW8153-B4。SS(40mm径)。3気圧防水。自動巻き。2万4200円
■Ref.PW8153-B3。SS(40mm径)。3気圧防水。自動巻き。2万4200円
【問い合わせ先】
プリンチペプリヴェ表参道店
TEL.03-6427-4367
プリンチペプリヴェ 公式オンラインストア
https://principe-prive.com/
文◎松本由紀(編集部)