シンガポールに拠点を置くベルトブランド“47RONIN”は日本の伝統的な素材を使用した世界でただひとつの時計ベルトを製作する“ハンドメイド”のベルトブランドだ。ブランド創設者のトン氏は京都に5年間住んで日本の伝統素材について学び、この技術や素材を大事にしていきたいと考え時計のベルト作りを始めたという。
47RONINの時計ベルトには、トン氏が京都に住んでいた際に触れた着物、畳に使用される畳べり、さらには学ランのボタンなどの、斬新な素材まで使用している。ブランド独自の発想、そしてハンドメイドにより温かみを感じる、味のある時計ベルトは、ここでしか手に入らないだろう。
また、ベルトに使用される素材のうちのひとつである畳べりはデザインの種類が豊富。畳べりは畳の角の摩耗を防いだり畳を敷き詰める際にできるすきまをしめるという役割をもつ、頑丈さもあるため、時計のベルトに使用するのに適しているという。
トン氏が手がける作品の一部。革素材はカーフやワニ、ヘビを用い、そこにプラスして着物や畳やボタン、和紙といった日本を象徴する特徴的な素材を追加している。左のベルトは、よく見てみるとカラフルなステッチで縫い付けられているのがわかる。手製ならではの遊び心あふれる素材使いもポイントだ。
時計ベルトはオンラインストアから購入可能で、オーダーメイドも受け付けているという。今回紹介したベルト以外については47RONINのインスタグラム(47ronin_watchstraps)を確認してみてほしい。ほかにはない47RONINの時計ベルトで、個性的なおしゃれを楽しんでみては。
【問い合わせ先】
47Ronin Watch Strap
Hi@47ronin.co
https://47ronin.co
文◎松本由紀(編集部)