パネライから2020年を祝うスペシャル限定モデル、ルミノール シーランド「子年」バージョン登場!

明けましておめでとうございます。

 2020年はどんな年になりますかね。オリンピック・イヤーなのでもちろん「頑張れ!ニッポン」なのだが、時計業界にどっぷり浸かっている筆者としては、やっぱり経済面でも良い年になってもらいたいと願うばかりである。

 さて、2020年は十干(じっかん)が「庚(かのえ)」で十二支が「子(ね)」。つまり干支は「庚子(かのえ・ね)」なんだそうだ。

 昨年末に銀行にもらった資料によると「庚子(かのえ・ね)」についてこのように書いてあった。「庚」は“前年からのものを継承しつつ、思い切って進化させる”という意味があるらしく、もう一方の「子」は“新しい生命が種子に内部から芽生える状態”なのだという。

 つまり「過去の成果から引き継ぐべきものを継承し、時には改めることで、次なる飛躍への新たな第一歩を踏み出す年」と解釈できるとのことで、簡単に言うとチャレンジするには良い年らしい。

 さて、前置きが長くなったが、そんな子年を祝うスペシャルエディションが今年もパネライから発表された。実はパネライが干支に合わせて限定モデル、ルミノール シーランド – 44mmをつくり始めたのは、2009年の丑年からだ。つまり、この子年で12年目、一周したことになる。

文字盤を覆うカバーに今年の十二支であるネズミが描かれたパネライ ルミノール シーランド – 44MM。SS(44mm径、厚さ15.80mm)。10気圧防水。自動巻き(Cal.P.9010)

 このルミノール シーランド – 44mmだが、ステンレススチール製カバーで文字盤が覆われているのが特徴だ。つまり、このカバーを開けると文字盤が見られるというもの。その表面にはその年の十二支が刻まれるため、今年はネズミが描かれている。

 これはイタリアの古典的な装飾技巧を用いて刻まれており、金糸で象嵌し、ハンマーを使って凹部が完全に埋まるように打ち伸ばしていくというものである。そのためこの作業には、ひとつの時計を仕上げるのに最大50時間を要するというから、いかに高度な技法かがおわかりいただけるだろう。

 今回のルミノール シーランド – 44mmには自動巻きP.9010キャリバーを搭載。ツインバレルによる3日間のロングパワーリザーブに加えて、カレンダーを調整するラピッドタイムアジャストメント機能も備える。価格は286万円で世界88本限定。ブティックのみの販売だ。

文◎菊地吉正(編集部)/オフィチーネ パネライ TEL.0120-18-7110

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

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