手頃な2万円台から編集部が厳選、70年代スタイルを継承した“ツーカウンタークロノグラフ”に注目!

 近年、時計界で人気を集めているレトロデザイン。今回は、1970年代~80年代の時計を彷彿とさせる、“二つ目”で“卵形”のクロノグラフから編集部がイチオシの4モデルを紹介。

ツーカウンター(二つ目)とオーバル(卵形)の組み合わせがレトロ感を漂わせる

 冷戦構造化でアメリカとソ連の宇宙開発競争がヒートアップした1960年代。二代大国のせめぎ合いは、1969年にアポロ11号が人類初の月面着陸を実現したことでひとつのピークを迎え、デザインの世界にも大きな影響を与えることになる。宇宙や近未来をイメージしたスペースエイジと呼ばれるデザインが世界的なブームとなったのだ。
 宇宙船を思わせるような曲線と流線形を生かしたフォルムや、オレンジなどのビビッドカラーを差し色に使うのが特徴なのだが、腕時計に関して象徴的なのが、やはり富士山のように盛り上がった厚みのある“オーバルケース(英語で“卵形”の意味)”だろう。


 上の写真は1970年代デザインを象徴するオーバルケースを採用したホイヤーの“モントリオール”。72年に誕生し、その後80年代まで人気を博した。モデル名はカナダのサーキット名に由来する。

 伝統的な時計デザインと一線を画すインパクト抜群のフォルムは時計業界の一大トレンドとなり、いまでも70年代スタイルのレトロウオッチを象徴するデザインとして根強い人気を獲得しているのだ。
 今回は、そんな “オーバルケース”に加えて、同じく当時の時計に採用されることの多かったインダイアルが二つタイプの“ツーカウンター(二つ目)クロノグラフ”を搭載したレトロクロノグラフをクローズアップ。手頃な2万円台のモデルから本格的な機械式時計まで、編集部おすすめの4モデルを紹介していく。

 

》編集部のおすすめモデル-01
Adidas Watches(アディダスウォッチ)
プロセスクロノ 40 MM
 ストリートスポーツウエアブランドとして2001年に登場した“アディダス オリジナルス”のウオッチコレクション。手頃な2万円台のカジュアルウオッチでは珍しいツーカウンタークロノに加えてオーバルケースを採用しており、アイコニックなデザインのコンビネーションが、70年代を彷彿とさせるスタイリングを生み出している。

■Ref. Z18-3179-00。SS(42mmサイズ)。50m防水。クォーツ(日本製)。2万5300円

 ケースはメンズウオッチのスタンダードサイズといえる42mm。傾斜を付けた立体的なケースは金属の質感を生かすためにヘアライン仕上げで統一されており、レトロなスタイルにオマージュを捧げつつ、ソリッドで現代的な雰囲気を備えている。

【問い合わせ先】
タイムギア オンラインショップ
http://timegear-onlineshop.com/?pid=149023012

 

》編集部のおすすめモデル-02
JAZ(ジャズ)
クロノジャズ
 1919年に創業されたフレンチブランドの老舗ジャズ。本作は70年代に同社が発表したヘリテージモデルの復刻。デザインはもとより、ボックス型のプラスチック風防や朱色に近い針のカラーリングなど、ディテールまで当時のモデルを再現。まるでデッドストックかのような雰囲気が魅力となった1本だ。

■Ref.JZ180-5。SS(37mm径)。非防水。クォーツ。2万9700円

【問い合わせ先】
ミルインターナショナル(TEL.03-6915-1455)
https://www.jazwatch.com

 

》編集部のおすすめモデル-03
ZODIAC(ゾディアック)
グランドラリー
 モータースポーツが隆盛を誇った1970年代に製作されたレーシングクロノグラフをモチーフにしており、新しい時計のデザインを模索していた70年代に流行した楕円形のケースを採用。当時にしては斬新なオレンジを採用したクロノグラフ針、ツーカウンター、楕円形ケースと、オリジナルモデルのレトロな雰囲気が忠実に再現されている。

■Ref. ZO9603。SS(41.5mm径)。10気圧防水。クォーツ。7万1500円

 ケースは41.5mm。タキメータースケールを文字盤外周にレイアウトしたことで視認性も強化された。クォーツの場合、インダイアルが中央に寄り気味になることが多いが、このモデルはしっかりとオリジナルと同じバランスを再現しているのが素晴らしい。

【問い合わせ先】
フォッシルジャパン(TEL.03-5992-4611)
https://zozo.jp/men-brand/zodiac/

 

》編集部のおすすめモデル-04
HAMILTON(ハミルトン)
クロノマティック50
 1970 年代に登場し、多くの時計ブランドに採用された“キャリバー11”が2019年で誕生50 周年を迎えたことを記念し、当時、開発に関わっていたハミルトンからリリースされた限定復刻モデル。ヘリテージモデルであるクロノマティック カウントダウン、通称“クロノマティックE”をベースにした復刻モデルに仕上げられており、厚みのあるオーバルケースと、プッシュボタンやベルトに採用された鮮烈な赤い差し色の組み合わせが、70 年代ならではのヴィンテージスタイルを感じさせる。

■Ref.H51616731。SS(48.5×51.5mmサイズ)。10気圧防水。自動巻き(Cal.H-31)。33万1100円

【問い合わせ先】
ハミルトン / スウォッチ グループ ジャパン(TEL.03-6254-7371)
https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/h51616731-chrono-matic-50-auto-chrono.html

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