【オリジナルと比較】BULOVA(ブローバ)の“MIL-W-3818A復刻版”は再現度高過ぎ!

 先日、「【実機レビュー】幻級の逸品が復活!米軍で使用された軍用時計を再現したブローバの新作」と題した記事で、ごくわずかな期間だけ製造され、アメリカ軍で使われたという幻級の軍用時計、ブローバ ミリタリーのA-15モチーフモデルを紹介した。

 実はその際、同時に発売されたもうひとつのミリタリーモデルについても実機をお借りしてチェックしていたので、今回はその詳細を紹介したい。

A-15同様、オリジナルの意匠を忠実再現した
MIL-W-3818Aモチーフモデル

 先日紹介したブローバ ミリタリーのA-15モチーフモデルもそうだが、もうひとつの新作、MIL-W-3818Aモチーフモデルも、オリジナルの意匠が極めて忠実に再現されている。

 MIL-W-3818Aとは、アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に際して使われた規格のひとつで、時計に関する仕様を規定したもの。MIL-W-3818Aは、1956年から運用を開始。後継となるMIL-W-3818B(62年から運用開始)まで使用され、この仕様に基づく腕時計が陸軍や空軍などへ支給された。

 なお、その仕様はアメリカ空軍に支給されたナビゲーションウオッチ“TYPE A-17”とほぼ同じで、ステンレススチールケースを使用し、防水性に優れたスクリューバックケースを採用。そしてリューズを引くと秒針が停止するハック機能を備えた。ちなみに文字盤インデックスのデザインに関しては、12時間表記タイプと24時間表記タイプのものがあったようだ。

 こちらはオリジナルのMIL-W-3818A。ステンレススチールケースに24時間表記インデックスを持つ。スクリューバックの裏ブタにはMIL-W-3818Aのコードナンバーの刻印が見られる/コレクター所蔵品

 そして、こちらがこの度新作として復刻された、ミリタリーのMIL-W-3818Aモチーフモデルである。

 


 白文字盤に黒のレザーベルト、そして黒文字盤にカーキのレザーベルトがリリースされたが、どちらも写真を見れば一目瞭然。文字盤6時側に“AUTOMATIC”の文字がプリントされている以外、BULOVAのロゴに至るまでオリジナルの意匠を忠実に再現。ケースやリューズの形状についても、オリジナルを踏襲している。
 パッと見はオリジナルとほぼ同じだが、それ以外についてはどうなのか。細部までチェックしてみた。

 

■CHECK POINT/ケースバック
ケースバックは形状こそ違うがスクリューバックを採用している。ただし、オリジナルに見られるような刻印は見られない。

■CHECK POINT/夜光インデックス
どちらも夜光インデックスを採用する、文字盤により使用する部分と発光カラーが異なる。白文字盤では時分針と文字盤外周のスクエアドット部分にグリーンの夜光、黒文字盤では時分針とアラビア数字部分にブルーの夜光を施す

■CHECK POINT/サイズ
オリジナルのケースサイズは約32mmとかなり小振りだが、復刻版は38mmとやや大きい。とは言え、38mmは現代においては小振りな部類だろう。実際、着けてみるとほど良い大きさに感じられた。なお、黒文字盤モデルはケースもブラックカラーで、白文字盤モデルよりも引き締まって見える

 

BULOVA(ブローバ)
ミリタリー(MIL-W-3818Aモチーフ)
■白文字盤に黒のレザーベルトはRef.96A246、黒文字盤にカーキのレザーベルトはRef.98A255。SS(38mm径)。3気圧防水。自動巻き。Ref.96A246は4万2900円、Ref.98A255は4万7300円

 

文◎佐藤杏輔(編集部)/写真◎笠井 修

 

【問い合わせ先】
ブローバ相談室
TEL:0570-03-1390
ブローバ公式サイト
https://bulova.jp

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