【イタリアでは希有な本格マニュファクチュール】LOCMAN(ロックマン)の新作モンテクリスト2モデルをチェックしてみた!

ただ伊達なだけではない、実力が伴った本格派ブランド

 1986年、イタリア・エルバ島に創業したロックマン。ご存じの方もいるかと思うが、ロックマンはイタリアンブランドらしい美しく存在感のあるカラーリングやデザインを特徴とする一方、研究所であり時計学校でもあるイタリア時計学校(S.I.O.)を運営。さらにスイスのムーヴメントメーカーと共同で自社製ムーヴメント開発を行うなど、イタリアでは珍しい本格時計ブランドとして知られている。

トスカーナ群島最大の島、エルバ島。1814年にフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトが最初に追放され過ごした島として知られる。一方、夏のハイ・シーズンには美しいビーチを求めて多く人が訪れるリゾートとしても有名。

写真はエルバ島本社内部の様子。大きな窓は建物がレストランとして使われていた時代の名残り。ロックマンではこの窓に調光用のフィルターを張り、時計工房によく見られる大きな採光用の窓として利用している。

 モデル名にもなっているエルバ島からインスピレーションを得たイゾラ デ エルバやウォータースポーツの世界に着想を得たマーレなど、ロックマンのコレクションには創業の地であり、いまも本拠があるエルバ島や色鮮やかな街並み、青い海などイタリアの自然の魅力を時計に落とし込んだコレクションが多い。
 なかでも2009年に登場したモンテクリストは、エルバ島からほど近いモンテクリスト島にイメージを得たモデルであり、ロックマンにとって最も象徴的なコレクションとなっている。

 3本のラグを備えた力強く立体的でユニークなスタイルのケースがモンテクリストコレクション共通の特徴。
 加えて、ハイエンドな自動巻きクロノグラフを搭載したモデルやロックマンの名を時計愛好家に知らしめるきっかけにもなった鍛造カーボンケースを採用したモデルなど豊富なラインナップを誇る。

 19年末にはイタリア時計学校とデパ・スイス社がチューニングした約60~72時間パワーリザーブを備える新型自動巻きを搭載したモンテクリスト スケルトン、そしてロックマンがスポンサードするヨットレースでの使用を想定したモンテクリスト ヨッチングといった個性豊かな新作モデルも登場し、コレクションの魅力をさらに広げている。
 今回は、そんなモンテクリストの新作2モデルをチェックしてみた。

 

【本国イタリアはもちろんのこと、日本でもヨットレースをスポンサード!】
ロックマンではヨットレースをスポンサード。本国では、クラシックヨットの祭典として知られるアンティグア クラシック ヨット レガッタ。日本では日本ヨット発祥の地として葉山沖で開催されているアウディ・ニッポンカップの公式スポンサーになっている。

 

モンテクリスト スケルトン

2009年にファーストモデルのモンテクリスト クラシックが発売されて以来、ブランドのアイコニックコレクションとなっているモンテクリスト。本作は19年末に、新型の自動巻きムーヴメントを搭載した新作として急遽発表された。なお、ブレスモデル仕様は今年に入ってから日本上陸を果たした、いま注目のモデルとなっている。
■Ref.538。SS(ケースバックはTI、42mm)。100m防水。自動巻き。25万800円(革ベルト仕様は23万1000円、シリコンベルト仕様は21万7800円)

こちらはバリエーションの革ベルト仕様とシリコンベルト仕様

 

【モンテクリスト スケルトンの見どころ】

(上)ムーヴメントはもとよりケースもスケルトナイズ。大胆な軽量化が図られており、着け心地は軽快。60~72時間という長寿命なロングパワーリザーブと相まって実用性は高い。
(下)裏ブタはチタン製スクリューバック、テンプは耐衝撃に優れた2点留めのダブルブリッジ式。装飾的なスケルトンウオッチでありながら、肝心の時計しての機能性にも優れる。

 

モンテクリスト ヨッチング

ヨットレースにおいて非常に重要な時間とされているスタート局面(最初の15秒間)をブルー、イエロー、レッドで強調表示したインナースケール、さらに6〜8時のスケール内周にはモデル名の由来でもあるモンテクリスト島の緯度と経度を示す個性的な新作。ブランドにとってなじみ深い海、ヨットレースへのオマージュを込めたコレクション。
■Ref.539。SS(ケースバックはTI、42mm)。100m防水。クォーツ。12万6500円

こちらはバリエーションの青文字盤仕様

 

【モンテクリスト ヨッチングの見どころ】

(上)0〜5秒までをブルー、5〜10秒をイエロー、10〜15秒をレッドで色分けしたインナースケール。ヨットレース時に便利なだけでなく、デザイン的アクセントとしても効いている。
(下)こちらはネジ込み式のソリッドケースバック。もちろん、素材はロックマンのコレクションすべてに共通で用いられている金属アレルギーを起こしにくいチタンを採用する。

 なお、Watch LIFE NEWS(ウオッチライフニュース)では先日、公式オンラインストアで全品20%オフで時計が購入できるロックマンの“STAY HOME PROJECT”を紹介した。5月6日(水)まで、腕時計を購入すると1本につき1枚、オリジナルアートマスクがプレゼントされるというもので、通常よりもお得に購入ができる。購入を検討しているなら、いまがオススメだ。
 ちなみにこのオリジナルアートマスクは非常に好評らしく、マスクのみの販売(価格は税込みで2200円)もしているという。

文◎佐藤杏輔(編集部)/写真◎笠井 修

 

 

【問い合わせ先】
ロックマン ジャパン
TEL:03-6264-5552
ロックマン公式サイト
https://www.locman.jp

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