2018、19年にGPSソーラーウオッチを手がける“SEIKO ASTRON(セイコー アストロン)”と、日本を代表するカーメーカー“Honda(ホンダ)”がコラボしたスペシャルモデルが登場したことはご存知だろうか。
本サイトでも過去に紹介しており、2018年には黒を基調とし差し色に赤をプラスした重厚感あふれるモデルが、2019年には鮮烈な“サーマルオレンジ”をベルトに配した大胆なモデルが発売され、どちらも当時人気を博した。
そして今年も2020年モデルとしてコラボレートウオッチが登場。さっそく詳しく見ていきたいと思う。
コラボモデルは、GPSソーラーという先端技術で人々のライフスタイルに寄り添うモデルを提案し続けるセイコー アストロンと、車による移動と人々の暮らしがシームレスにつながり、日常を豊かにすることを目指して開発されたHonda e、両者のアイデンティティが共鳴して誕生した未来志向のGPSウオッチだ。
ベースとなった“セイコー アストロン”は、1969年にセイコーが世界に先駆けて発売したクォーツウオッチ、“クオーツ アストロン”から名を受け継いでいるセイコーを代表する人気モデルのひとつ。クォーツ革命に継ぐ“第二の革命”を起こすべく、2012年9月に世界初となるGPSソーラーウオッチとして誕生した。
今回のコラボモデルでは、力強くクリーンな走りや、取り回しの良さをモーターと後輪駆動で実現したホンダの新型電気自動車(EV)、“Honda e”をデザインのモチーフに採用。“セイコー アストロン”と“Honda e”は、革新性や新しい時代になじむシンプルモダンなデザインという共通の魅力を備えており、両者の魅力をうまく融合させた仕上がりとなっているのが面白い。
ポイントになっているのが、“Honda e”の随所に採用されている、円を基調としたアイコニックなデザインだろう。この“Honda e”ならではの意匠からインスピレーションを受けてコラボモデルはデザインされているのだ。
張りのあるカーブフォルムのなかで、ボックスサファイアガラスからホワイトセラミックス製のアウターケースへとつながる柔らかな光の流れを表現。すべてのパーツがフルポリッシュで仕上げられた、透明感を抱かせる高い質感も特徴的だ。裏ブタには“Honda e”のホイールデザインを踏襲したロゴとシリアルナンバーが刻印されている。
文字盤のデザインも、機能的な印象を極力排し、“Honda e”の円モチーフを表現する丸みを帯びたデザインの針とインデックスにすることによりモダンでミニマルなデザインにまとめあげている。
円モチーフのほかに“Honda e”の特徴として、モダンなリビングを外に持ち出し、車内にいながら自宅のようにくつろげるシームレスな体験ができるようにとデザインされたインテリアが挙げられる。また、コンソールデッキは木目調に統一され、シート材はソファをイメージして新たに開発するほど力を入れている。
こうした新しいライフスタイルの提案が詰まった“Honda e”のインテリアデザインエッセンスを踏襲すべく、コラボモデルに付属する着け換え用ベルトに“Honda e”専用のシート材を採用。着け換えることで、時計の雰囲気が一段と優しく、より親しみやすくなるのだ。
加えて、コラボモデル専用のスペシャルボックスにはコンソールデッキの木目調シートに近い風合いの木材があしらわれた。
本体デザインのみならずボックスまでこだわり抜いて製作されたコラボモデルは、300本のみの数量限定発売。また流通は日本国内だけとスペシャル感満載。早めにチェックしておこう。
【セイコー アストロン×Honda eコラボモデル 商品ページ】
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/astron/sbxc075
SEIKO ASTRON(セイコー アストロン)×Honda(ホンダ)
レボリューションライン Honda e 限定モデル
■Ref.SBXC075。セラミック×TI(45.3mm径)。日常生活用強化防水。GPSソーラー(Cal.5X53)。数量限定300本。59万4000円(9月26日(土)発売予定)
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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