【俳優・木下ほうか氏】監修の機械式時計“パートナー I ”いよいよ10月14日発売に!

 パワーウオッチやロービートといった時計専門誌を刊行している筆者自身が、自ら立ち上げた時計ブランド“アウトライン”において今回、個性派俳優でロレックス愛好家としても知られる“木下ほうか氏”とコラボレーション。その最新作“パートナー I ”が、いよいよ来る10月14日の正式リリースが決まった。ということで、その魅力をあらためて紹介させていただきたい。

 このパートナー I は、往年のダイバーズウオッチがモチーフだ。時計が好きな方であれば、そのモチーフとなった時計がどんな時計なのかは、およそ察しが付くであろう。文字盤には、アンティークの愛好家でもあるほうか氏らしく、時計マニアの間では“トロピカル”と呼ばれて珍重されている、黒が経年変化して変色したようなブラウンが採用されている点も大きな特徴だ。

開発にあたっては「とにかく自分が着けたいと思うものを作りたかった」と語る木下ほうか氏。その意味では今回の完成度には「かなり満足している」と語る

 針にはかつて軍用タイプに使われていた剣先形を採用。インデックスは通常のドットタイプと3、6、9のみをアラビア数字とした軍用タイプの2種類を用意。それぞれ秒針も少しずつ変えるなど、随所に時計愛好家らしいこだわりが生かされている。

 そして、何よりも今回ほうか氏がいちばんにこだわったと言うのがブレスレットである。このパートナー I のためにイチから製作したオリジナルブレスなのだ。実はコレ、1950年代にロレックスのサブマリーナーなどに採用されていた通称リベットブレスを再現したもので、ブレスのコマも当時と同じ中が空洞になった中空タイプで作っている。そのため薄く、しかも、若干伸び縮みするエクステンション付き。加えてバネ棒も通常より太いロレックス仕様にも対応しているという徹底ぶりである。

1950 ~ 60年代のロレックスのスポーツモデルに採用されていた、コマとコマをリベットで繋いだ通称“リベットブレスレット”をオリジナル製作で再現

 そしてさらに、このブレスレットにはもうひとつほうか氏の要望で、当時のオリジナルブレスにはなかったあるアイディアが盛り込まれている。それは写真のように精密ドライバーがあればブレスレットのコマ詰めができるため長さの調整が自分でできてしまう点だ。

リベットの一部をネジ留めにしているため、精密ドライバーさえあれば自分でもコマ詰めができるのが最大の特徴だ

 搭載するのはセイコーエプソン社の自動巻きムーヴメント、Cal.YN55A。美しいカーブを再現したサファイアクリスタルのドーム形風防を備える。開発にあたっては「とにかく自分が着けたいと思うものを作りたかった」と語る木下ほうか氏。その意味では今回の完成度には「かなり満足している」と語るほどだ。

 販売はタイムギア公式ONLINEショップタイムギアONLINEショップ・ヤフー店のみ。なお現在発売に先立って先行予約も開始した。ちなみに価格は6万6000円(税込み)。リベットブレス単体での販売も可能で価格は2万4200円。

 ただ実のところ、去る7月より先行して行ったクラウドファンディングで何と1400万円以上もの支援金額を達成するほど大反響に。それに伴い、Ref.20201-2(ドット)は提供本数が残り70本、インデックスが3、6、9タイプのRef.YK20201-1は残りわずか8本と、正式リリースとはいっても販売数はそれほど多くない。この記事が出たころにもし後者が売り切れの際はご容赦いただきたい。

パートナー I (PARTNER I )。(右)Ref.YK20201-1、(左)Ref.20201-2。ともにステンレススチールケース&ブレス。ケース径40mm。10気圧防水。自動巻き(セイコーエプソン製Cal.YN55A)。各6万6000円

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

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