【幾何学的なフレーム構造がカッコいい】“モダンスケルトンウオッチ”の魅力

 近年、新しいスタイルのモデルが続々と登場しているスケルトンウオッチ。幾何学的なスケルトン文字盤が目を引く良作を、30万円台までの価格帯からピックアップ。

幾何学的なスケルトン加工がスタイリッシュな雰囲気を醸す

 機械式時計で古くから採用されてきたデザイン手法のひとつ“スケルトン”。通常の時計は、金属製の文字盤の上にインデックスや針を設置して時間を表示するのだが、スケルトンの場合、文字盤全体、または一部をくり抜いて、あえて機械式ムーヴメントをデザインの要素として見せてしまうのが特徴である。

 地板、受け板、歯車などのパーツから、ときには香箱にも削り出しの加工を施し、本来、機械式ムーヴメントが備えている機能美あふれる造形を、さらに際立たせる工夫が凝らされているのだ。

 機械式時計ならではメカニカルな意匠を楽しめる人気ジャンルとして幅広いユーザーから支持を集めているスケルトンウオッチだが、近年はそのデザインに変化が生じている。

 一般的に、これまでのスケルトンウオッチはムーヴメントを肉抜きすることで工芸品的な美しさを高めたモデルが多かったのだが、ニーズの変化に加えて、コンピューターを用いたデザイン、パーツ加工技術の進化により、モダンで幾何学的なフレーム構造を採用した新世代のスケルトンウオッチが登場して注目を集めているのだ。

 今回は、そんな新世代のスケルトンウオッチのなかから、30万円台までの予算で購入できる良作をピックアップしてみた。

 

》編集部のおすすめモデル-其の1
RADO(ラドー)
トゥルー シンライン アニマ

 モノブロック構造を採用したケース径40mm、厚さ9mmのハイテクセラミックスケースに、スケルトン加工を施した自動巻きムーヴメント、Cal.ETA A31.L02を搭載。受けと地板の素材にブラック陽極酸化アルミニウムを採用したことで、幾何学的な造形に仕上げたオリーブグリーンカラーのフランジ(ダイアル外周部に取り付けるリング状のパーツ)を際立たせている。スケルトン加工によって全体をあらわにしたカレンダーディスクもアクセントを効かせている。

■Ref.R27112312|01.7 66.6112.3.031。ハイテクセラミックス(40m径)。3気圧防水。自動巻き。世界限定2020本。34万1000円

【問い合わせ先】
ラドー/スウォッチ グループ ジャパン
TEL:03-6254-7330
ラドー公式サイト
https://www.rado.com/int_ja


》編集部のおすすめモデル-其の2
MIDO(ミドー)
マルチフォート メカニカル スケルトン
リミテッドエディション

 ミドー初となるフルスケルトン文字盤を採用した意欲作。ユニタスの歴史を継承する手巻きムーヴメント、Cal.6498-1にスケルトン加工を施し、文字盤側からデイト表示機構の輪列や、リューズを操作する際の動きを楽しむことができる。時計の心臓部であるテンプを起点に、同心円状の輪が放射線状に広がっていく特徴的な文字盤により、古典的な手巻きモデルを、モダンなデザインに仕上げているのも魅力的だ。

■Ref.M032.605.47.410.00。TI(44mm径)。10気圧防水。手巻き(Cal.Mido Caliber 6498-1)。世界限定999本。25万1900円

【問い合わせ先】
ミドー / スウォッチ グループ ジャパン
TEL:03-6254-7190
ミドー公式サイト
https://www.midowatches.com/jp


》編集部のおすすめモデル-其の3
EDOX(エドックス)
デルフィン メカノ オートマティック

 1961年にダブル・O・リングと呼ばれる独自機構で高い防水性を実現したデルフィンをベースに、新機軸としてリリースされたスケルトンモデル。12角のアイコニックなベゼルや、ダイナミックな印象を与えるベゼル上のビス、特許取得のリューズ機構などをアーカイブピースから踏襲しつつ、モダンなスケルトンデザインによりこれまでにないスタイリングを生み出している。文字盤は、ブランドのエンブレムである砂時計を再解釈したスケルトンデザインを採用。ゼンマイの動きを楽しめるように、香箱の一部をくり抜いた自動巻きムーヴメント、Cal.EDOX853の動きを楽しめる。

■Ref.85303-357 GN-NGN。SS(43mm径)。200m防水。自動巻き(Cal.EDOX102)。26万4000円

【問い合わせ先】
GMインターナショナル
TEL.03-5828-9080
エドックス公式サイト
https://www.edox.jp/

 

文◎船平卓馬(編集部)

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