日本上陸開始! ブレイク必至のイタリアンウオッチブランド“SPINNAKER(スピニカー)”ってどんなブランド?

世界的に人気の時計ブログを運営するMr. Watchesこと、Danar Widanartoさんが紹介していたこともあって、気になっていた時計ブランドがある。こっそり本国と連絡を取り、我々Watch LIFE NEWSでも、その時計を紹介しようを思っていた矢先、なんと日本上陸の一報が届いた。

その時計ブランドというのが、SPINNAKER(スピニカー)だ。

ここ数年広がりを見せている流行の“ヴィンテージダイバー”デザインの時計を、カジュアルな価格帯で展開しているイタリアのウオッチブランドなのだが、そんなスピニカーが10月から日本で輸入販売が開始されるというのだ。

スピニカーはもともと“海を越え、海と生きる時計”をコンセプトに、ヨットやフリーダイビングなどの海のスポーツに関わる人々の腕時計として誕生した時計ブランド。現在ではイタリアのほか、イギリスやフランス、アメリカ、香港で展開。年間4万本以上を販売する人気ブランドに成長した。

現在、高額時計市場では世界的にダイバーズウオッチのリリースが活発になっているが、そこにカジュアルな要素を持ち込み、成功する時計メーカーがいくつか登場している。その代表的なブランドのひとつがスピニカーなのだ。
ほかのブランドのヴィンテージダイバーモデルは10万円以上という価格のものが多いが、そんななか、3万円台というリーズナブルな価格で楽しめる自動巻きダイバーズというのが大きなポイントとなっている。
また、スピニカ―では2016年にヴィンテージコレクションを発表し、 18年にはパリの『ギャラリー・ラファイエット』で販売を開始したことで、急速にファンを広めた。単なる安いカジュアルウオッチではなく、高感度なショップも注目するファッション性の高さが大きな魅力となっている。


コレクションはいくつかあるが、イチオシは1960年代のコンプレッサーダイバーズへのオマージュとして開発されたブラッドナー。コンプレッサースタイルで蓄光機能がある時計というのは、弊社のオリジナル時計ブランド“OUTLINE”でも手掛けているが、実はこのモデルがその先駆けらしい。ブラッドナーはヴィンテージスタイルを取り入れつつ、18気圧防水の日常的に使える逸品に仕上げられている。


また、ありそうでなかったウォータープルーフ加工の特殊な革ベルトを備えるところもポイントだ。長時間の使用は推奨していないが、シャワーなどの際にも使用が可能なだけのしっかりとした防水性を備えている。

ちなみにイチオシのブラッドナーは、税抜きで3万2000円。その性能やこだわりの仕様を考えると、かなりコストパフォーマンスが高い。

SPINNAKER(スピニカー)
ブラッドナー


Ref. SP-5062-01


Ref. SP-5062-03


Ref. SP-5062-04

■共通スペック
SS(42mm径)。18気圧防水。自動巻き。
■その他
スーパールミノバ/ネジ込み式リューズ/ウォータープルーフレザーベルト

 

文◎佐藤杏輔(編集部)
【問い合わせ先】
ウエニ貿易
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http://ueni.co.jp

スピニカー 公式サイト
www.spinnaker-watches.jp