【これぞG-SHOCKの最新形!?】G-SHOCKの新機軸“カーボンコアガード”の魅力を解説。

 1983年の誕生以降、壊れない時計というジャンルを切り開いて進化を遂げてきたG-SHOCK。今回は、新たな耐衝撃構造“カーボンコアガード”の魅力と、おすすめモデルを紹介。

カーボン素材を軸にした多彩なラインナップを投入

 “落としても壊れない時計”というコンセプトで1983年に誕生したG-SHOCK。以来、今日に到るまでの37年間で、数え切れないほど多くのモデルを発表し、進化を続けてきた。
 そんなG-SHOCKの進化を象徴するのが、ケースに採用されている素材だろう。初代G-SHOCKから今日にいたるまで採用されているレジン(樹脂素材)に始まり、96年からは耐衝撃性能の進化によってメタル素材が採用され、2019年からは、“樹脂”“メタル”に続く第3のタフネス素材として、“カーボン”を採用。コアとなるモジュールをカーボンケースによって保護する新たな耐衝撃構造“カーボンコアガード”を搭載した新機軸を拡充しているのだ。

 このカーボンコアガード”は、ケースの強度向上と軽量化という性能面のみならず、デザインにも進化をもたらした。強度向上によってデザインの自由度が高まり、従来よりも薄型でコンパクトなケースフォルムや、ボタンガードのないデザインが可能になったのだ。
 今回は、G-SHOCKの最新形ともいえる“カーボンコアガード”に改めて焦点を当てて、おすすめモデルを紹介していこう。

》新たな耐衝撃構造の“カーボンコアガード構造”って?

 上はグラビティマスターのケース構造だ。樹脂のように軽く、メタルのように強い、カーボン製のケースでモジュールを保護する、新たなカーボンコアガード構造が採用された。現時点では3モデルにこの構造が導入されている。なおグラビティマスターではモノコックケースを採用しているが、裏ブタが別体となったシリーズもある。

 

》編集部のおすすめモデル-01
G-SHOCK(ジーショック)
グラビティマスター GWR-B1000
 過酷な環境下で活動するパイロット向けのプロユースモデルとして展開されるグラビティマスターの最新作。衝撃力、遠心力、振動の三つの重力加速度に耐えうるトリプルGレジスト構造を継承しつつ、今作ではカーボンやチタンを採用し、さらなるタフネスさが追求された。また新たなカーボンコアガード構造によって、ボタンガードレス化を実現。デザインも新しくなった次世代のG-SHOCKだ。

■Ref.GWR-B1000-1AJF。カーボンケース、カーボンファイバーインサートストラップ。ケース径46.4mm。20気圧防水。クォーツ(電波ソーラー、Bluetooth)。9万9000円

【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室(☎03-5334-4869)
https://products.g-shock.jp/_detail/GWR-B1000-1A/

 

》編集部のおすすめモデル-02
G-SHOCK(ジーショック)
Gスチール GST-B200
 一見ステンレススチールモデルだが、内部にカーボンコアガード構造を採用し、メタルの美しさとカーボンの強さを融合したGスチールの新作。既存のGST-B100シリーズより4㎜以上も小型化されたことに加えて、ボタンガードレス化を実現しているため、ダイナミックな文字盤デザインながらも、スタイリッシュな雰囲気を高めた。

■Ref.GST-B200D-1AJF。カーボン×SS(49.2mm径)。20気圧防水。クォーツ(ソーラー、Bluetooth)。5万5000円

【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室(☎03-5334-4869)
https://products.g-shock.jp/_detail/GST-B200D-1A/

 

》編集部のおすすめモデル-03
G-SHOCK(ジーショック)
Gスチール GST-B200
 カーボンコアガード構造を採用した新作のひとつで、実は本作でもデザイン面における新たな試みが取り入れられている。従来G-SHOCKでは落下した際などの衝撃を緩和させるために、ストラップの取り付け部分に角度を付けていた。これが本作では平置きも可能なフラットなストラップに改められているのだ。またストラップ交換も容易に行えるようになり、アレンジを楽しめるようになった。

■Ref.GA-2000-5AJF。カーボン×樹脂(48.7mm径)。20気圧防水。クォーツ。1万7600円

【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室(☎03-5334-4869)
https://products.g-shock.jp/_detail/GA-2000-5A/

 

》編集部のおすすめモデル-04
G-SHOCK(ジーショック)
Gスチール GST-B200
 Gスチールのなかでも特に人気が高いGST-B200シリーズの樹脂ベルト仕様。アナログ針とデジタル表示を組み合わせたアナデジ表示により、現在時刻のほか、ボタン操作で世界39都市の時刻を表示するワールドタイム機能を搭載。20気圧防水や耐衝撃性をそのままに、GST-B100シリーズより4.6mmもケースの厚みが抑えられており、装着感が抜群なのも人気の理由となっている。

■Ref.GST-B200-1AJF。カーボン×SS (53.3×49.2mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。4万9500円

【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室(☎03-5334-4869)
https://products.g-shock.jp/_detail/GST-B200-1A/

文◎船平卓馬(編集部)