【写真】初期のベータクォーツとオイスタークォーツ・デイトジャストの細部をチェック

ロゴの下に“OYSTERQUARTZ DATEJUST”と表記されている。なお、製造初期のもののなかには、12時側に“ROLEX”と“DATEJUST”だけで、6時側に“OYSTERQUARTZ”と表記されている個体もあるようだ

6時側のSWISS MADE表記。これも時期により異なる。“T SWISS MADE T”表記は1998年頃(99年とも)まで、“SWISS”表記のみは98~99年のわずかな期間にのみ製造され、“オンリースイス”と呼ばれる。そして“SWISS MADE”表記となるのは2000年以降

ブレスレットの仕様は通常のデイトジャストとは異なるが、バックル部分については一般的に用いられているシングルロックタイプを採用する

スイスの時計メーカーが共同で開発した最初期のクォーツムーヴメント、ベータ21を搭載したベータクォーツは、当時は高級品として、イエローゴールドかホワイトゴールド(未確認)のモデルしか存在しなかった。製造数も1000本程度と少なく極めてレアだ。Ref.5100。YG(39㎜径)。クォーツ(Cal.Beta-21)/画像:アンティコルム(http://www.antiquorum.com)