【月刊G-SHOCK(ジーショック)】no.014|2021年版、アンダー3万円の使えるG-SHOCK 人気BEST 5

 カシオ計算機協力のもと、毎月、トレンドや季節、予算などといったテーマ別に“G-SHOCK(ジーショック)”の人気モデルBEST5を紹介する【月刊G-SHOCK】。
 14回目となる今回は、依然大きな支持を集める3万円アンダーG-SHOCKの人気ランキング2021年版を紹介したい。

 

1年間で人気に変化は?
3万円アンダー人気ベスト5を発表!

 ここ数年、高級化路線が顕著なG-SHOCKだが、本来の持ち味はデザインや機能に優れた時計をリーズナブルな価格で楽しめるところにある。もともと時計としては抜群のコストパフォーマンスでありながら、ファッション性もハイレベルというのが魅力だったわけで、やはりアンダー3万円クラスのG-SHOCKは依然人気が高い。G-SHOCKの場合、この価格帯でもソーラー電波やスマートフォン連携などハイレベルな機能を備えたモデルが十分チョイスでき、ビジネスシーンからアクティビティまで幅広いシチュエーションに対応してくれる。モデルバリエーションが豊富で、新作も年間を通じて続々と登場するので、デザインも選びがいがある。バリエーション違いを数本揃えても大きな負担にはならないし、こまめに新作をチェックして買い足していくのも楽しいだろう。

 この価格帯のモデルも、この1年で人気モデルには顕著な傾向が現れている。人気の柱となっているのが、ブラックを基調としたシンプルで大人っぽいモデルだ。特に“カシオーク”と呼ばれ、一時はプレミア価格で取り引きされるほど人気を集めたGA-2100-1A1JFは、そのスタイリングの妙でG-SHOCKの新たなファン層を掘り起こして話題となった。こうしたモデルはメタル素材を組み合わせて高級感を醸し出すなどの工夫が目立ち、ポップなイメージが強かったG-SHOCKに新たな潮流を生み出している。
 また“G-LIDE”“G-SUQAD”など、マリンスポーツやランニングといった特定のアクティビティに対応して高い機能性を付加したモデルも増えている。スマートウオッチの隆盛に対抗したものだと思われるが、スマートフォンと連携して細かなデータ管理ができるのがポイント。G-SHOCKはスマートウオッチと比べると時計として長い歴史を有し、堅牢性が高いというアドバンテージがあるので、アクティビティの現場でも安心して使える点で人気を集めているようだ。

 今回はそうした流れを抑えつつ、最近のエントリー価格帯G-SHOCKの人気モデルを紹介しよう。

2020年版「3万円アンダーの人気G-SHOCKランキング」を振り返る

 

》人気BEST 1
GA-2100-1A1JF
 某高級機械式時計を思わせる8角形ケースにオールブラックの渋いカラーリングで、目の肥えた時計ファンからも注目を浴びているモデル。あまりの人気ぶりに店頭でも入手困難状態が続いているほど。アナログ針をメインにしてダイアル表示はかなりシンプルにまとめられており、すっきりとしたデザインで視認性が良い。高剛性のカーボン繊維入りファインレジンケースのマットな質感が渋みを感じさせ、若い層だけでなく40~50歳代のミドルエイジにも支持を得ている。
■樹脂ケース(48.5×45.4mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。1万4850円

 

》人気BEST 2
GBX-100-1JF
 マリンスポーツに向けた新作で、G-SHOCKのスポーツラインである“G-LIDE”のスマートフォン連携モデル。ORIGINを継承した8角形だが、ベゼルには樹脂とメタルを組み合わせて強度と質感を向上させている。サーファーに役立つ潮汐情報や日の出・日の入時間を、専用アプリと組み合わせて世界約3300カ所から簡単に設定可能。トレーニング計測と海の状況をわかりやすく表示でき、マリンスポーツ用としては最強のスペックに仕上がっている。
■樹脂×ステンレススチールケース(50.9×46mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ(モバイルリンク)。2万4200円

 

》人気BEST 3
GAW-100B-1A2JF
 G-SHOCKでは安定した人気を誇るアナデジのビッグサイズモデル。50mm超えのボリュームあるケースに、迫力たっぷりのアナログダイアルとデジタルのインダイアルを組み合わせ、スポーティブな雰囲気を感じさせる。ベゼルにはメタル素材をあしらい、発色の良いブルーで全体の雰囲気をぐっと引き締めつつ、蒸着塗装を施したインデックスで高級感を高めている。機能的にも電波ソーラーを備えており、オン/オフ問わずに使えるクオリティだ。

■樹脂×アルミケース(55.1×52.5mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ(電波ソーラー)。2万7500円

 

》人気BEST 4
GM-5600B-1JF
 G-SHOCKのルーツともいえるアイコニックな8角形のORIGINモデルだが、オールブラックのカラーリングと、ベゼルカバーにメタル素材を組み合わせたことで非常に精悍なデザインに仕上げられている。ベゼル部は金属の重厚な質感に繊細なヘアラインの仕上げを加えたことで、G-SHOCKとしてはかなり大人っぽい印象だ。全体の色味を抑えているうえに、ダイアルの表示も非常にシンプルなので、デジタルでありながらスーツなどに合わせても違和感がない。

■樹脂×ステンレススチールケース(49.6×43.2mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。2万6400円

 

》人気BEST 5
GBD-100-1JF
 アスリート向けのライン“G-SQUAD”の新作。Bluetooth経由でスマートフォンとリンクし、GPSで加速度センサーによる距離計測を補正。走行ペースやラップ計測、消費カロリー計測など、日々のトレーニングを高いレベルでサポートしてくれる。収集したデータはスマートフォンの専用アプリで管理でき、トレーニングプランの自動作成にも対応。ディスプレイには高精細MIP液晶を採用し、スーパーイルミネーターも搭載しているので、運動中の視認性も高い。
■樹脂×アルミケース(58.2×49.3mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ(モバイルリンク)。2万2000円

 

構成◎堀内大輔(編集部)/文◎巽 英俊/情報協力◎カシオ計算機

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