高額モデルであればゴールドなど貴金属からカーボンなど多彩な素材を採用することが可能だが、一般的に手の届く価格帯では時計の文字盤に使われる素材というと真鍮が定番だ。それ以外ではMOP(真珠母貝)くらいで、意外に素材のバリエーションは少ない。
しかしここ数年、レーザーなどの精密加工技術が進化したこともあり、いままでは一部の高級時計には使われてきた特殊な素材を取り入れるブランドが増えてきた。なかでも注目したいのが“半貴石(セミプレシャスストーン)”と呼ばれる、鉱石を文字盤に採用したモデルだ。
ドイツのフォルツハイムを拠点にする時計ブランド“ヴァルドホフ”から登場した新作もそのひとつ。今季の新作として登場した“ナビゲーター”では、ラグスポテイストのデザインをベースに、“ターコイズ”、“マラカイト”などの半貴石を文字盤に採用したコレクションを展開している。
【画像】半貴石を含め全5機種、新作“ナビゲーター”のデザインを見くらべる
【WALDHOFF(ヴァルドホフ)のブランド紹介】
ストーヴァで時計師として経歴をもつマンフレッド・スタルクが2015年にドイツのフォルツハイムで創設。ドイツで企画立案、品質管理を実施することで、手の届く価格でドイツ品質のモデルを展開している。

■SS(40mm径)。3気圧防水。自動巻き(ソプロード製Cal. M100)。一般販売予定価格33万5000円(イタリア製カーフスキン仕様レザーベルト付属)
WALDHOFF(ヴァルドホフ)
ナビゲーター
オクタゴン(八角形)ベゼル、固定ラグでケースとブレスレットと連動させたデザインなど、ラグジュアリースポーツの王道スタイルを取り入れた新作モデル。
“半貴石(セミプレシャスストーン)”のターコイズ(写真のモデル)、マラカイトを採用したプレミアムタイプのほか、MOP文字盤(アークティックブルー、アズール、エメラルド)のレギュラータイプと、多彩な文字盤バリエーションがラインナップされている。
【画像】ターコイズ採用、新作“ナビゲーター”を別アングルで見る
写真のモデルは、トルコ石とも呼ばれ、幸運を呼ぶパワーストーンとしても知られる“ターコイズ”を文字盤に採用。独特の質感が魅力的だ。
文字盤には多面的な造形に仕上げたアプライドインデックス、時分秒針を設置。オープンハートから見えるムーヴメントのメタリックな質感と、硬質でありつつ温かみを感じさせる、ターコイズ文字盤の対比がデザインにアクセントを加えている。
ムーヴメントは、スイスのソプロード社製の自動巻き、Cal. M100を搭載。約40時間パワーリザーブ、毎時2万8800振動を備える。文字盤の6時位置を丸くカットアウトしたハートビート仕様に仕上げられており、規則的なテンプの動きや、メカニカルな造形を楽しめる。
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【問い合わせ先】
カルペディエム
info@carpediemjp.com
※問い合わせはメールにて対応
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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