TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が、国産時計ブランドセイコーとコラボレーションした、機械式時計２種が、PREMICOオンラインショップにて発売中だ。
TVアニメ版『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、暁佳奈氏によるライトノベルを原作にしたアニメシリーズで、2018年１月から４月まで放送。その後、劇場版アニメが2本公開されている。
新作コラボウオッチ2モデルはTVアニメ版全13話の中でも、とくに心震わせた回とされる第5話と第7話の印象的なシーンをデザインに落とし込んだ、機械式時計となっている。
■SS（40mm径）。10気圧防水。自動巻き。限定2000本。7万4800円
ヴァイオレット・エヴァーガーデン×セイコー
Story:5 モデル
同作は、戦場で“武器”として戦うことしか知らなかった少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが、4年にわたる戦争が終結後、新しい街で依頼主の気持ちを代筆する“ドール”と呼ばれる“自動手記人形”の職に就き、仕事を通して愛や感情の意味を学んでいく成長の物語となっている。
深い青の文字盤が目を引く“Story:5 モデル”は、ドロッセル国の王女・シャルロッテが隣国のフリューゲル王国の王子へ送る恋文を、ヴァイオレットが代筆する第5話のエピソードがモチーフ。
星空の意匠が施された文字盤には、シャルロッテ王女とフリューゲル国の王子・ダミアンが永遠の愛を誓った、月下の庭園がデザインされている。
1時位置には恋の実りと王女の成長を見届ける三日月、秒針には王子がシャルロッテのために“今宵、月下の庭園で待つ”としたためた手紙のモチーフ、3時位置から9時位置に青白く光る白椿、3時と4時位置の間には王子から送られた手紙に添えられていた赤いバラが配されている。
裏ブタにはドロッセルとフリューゲルの国花である、白椿と赤いバラのイラストが施されている。
夜空の色を思わせるネイビーカラーのレザーベルトを合わせ、バラにちなんだ赤いステッチが差し色となっている。
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“Story:7”モデルは、娘を亡くし悲しみに暮れる、戯曲家、オスカー・ウェブスターのエピソードが描かれる第7話がモチーフとなっている。
娘との思い出の場所である湖畔の風景を文字盤にデザイン。秋の湖面をイメージし、湖に浮かぶ木の葉や、水面の煌めきを表現。グレイッシュなライトブルーをベースにグラデーションで奥行きを出し、このエピソードが描いた父の愛情と思い出を表現している。
どちらのモデルにも9時位置に、依頼主の気持ちを代筆する“自動手記人形”のヴァイオレットの義手を思わせる、メカニカルな機構が覗くオープンハートが設けられている。
インデックスには、ヴァイオレットが手紙を綴る際に使うタイプライターのキートップをイメージしたクラシカルなローマ数字を配置。
ステンレススチール製の40mmケースはシースルーバック仕様となっており、セイコーの機械式ムーヴメントの精緻な動きを鑑賞することが可能だ。
ヴァイオレットのトランクをイメージした特製ボックスに収納されており、手紙型のギャランティーカードが付属。なお価格は7万4800円で、各モデル2000本限定の販売となる。
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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