ロシアの独立時計師コンスタンチン・チャイキンが手掛ける“Wristmons(リストモン)”コレクションに、“East”シリーズが登場。2026年に発売予定だ。なお、第一弾となる“Panda(パンダ)”は、2025年9月に開催された“ジュネーブ・ウォッチ・デイズ 2025”で世界初公開されたモデルとなる。
Louis Erard(ルイ・エラール)
Panda(パンダ)
“East”は、動物をテーマにした全5部作で構成され、今回のPandaに続きMonkeyやWolf、Falcon、そして最終章となるTigerが発表される予定。特にTigerは限定生産モデルとして登場し、シリーズの集大成を飾るという。
このシリーズの特徴として、すべてのモデルが独自のキャラクター性を持ちながらも、チャイキンが得意とする“ジョーカー・インディケーション”を通じて、時間を顔で表現する遊び心を継承。また、全4モデルを揃えたコレクターのみが最終モデルを購入できる特別システムも導入するとのこと。
本作のPandaは、チタン製ケースを採用。軽量で耐食性に優れた素材の特性を活かしながら、ポリッシュとサテン仕上げを組み合わせた繊細な質感が魅力。
上部ラグにはブラックカーボン複合材を使用し、6時位置のクラウンなど随所に遊び心を散りばめた。そして、ベゼルには“PANDA”の文字が刻まれ、チャイキンらしいウィットに富んだディテールが楽しめる。
デザインの中心となる文字盤は、まさにパンダを彷彿とさせる白と黒のツートーン仕様。異なるサンドブラスト処理によって毛並みのような質感を再現。さらに、鼻は滑らかな凸形状に仕上げられ、目の部分では時刻を、口の部分にはムーンフェイズを表示する“ジョーカー・インディケーション”が組み込まれている。
また、ムーヴメントには“La Joux-Perret G200”をベースとした自社キャリバー“K.18-22”、独自のモジュールを搭載。68時間のパワーリザーブを確保する。
裏ブタからは、ムーヴメントの動きを鑑賞可能で、ブリッジにはパンダの生息地である四川省の地形を模した造形が施されるなど、同ブランドのこだわりが感じられる。
風防には両面反射防止のサファイアクリスタルを採用し、ケースは直径40mm、厚さ12.2mm。文字盤は波状ギョーシェとサンドブラストを組み合わせた13パーツ構成。多層ラッカーやロジウム、ルテニウムめっきによる立体的な表情も楽しめる。
ベルトにはクロコダイルレザーを使用し、バックルも自社製のステンレススチール製を採用する。なお、価格は要確認だ。
【画像】“ジュネーブ・ウォッチ・デイズ2025“世界初公開モデルを見る
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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