冬の名残を感じさせる雪解けの季節。冷たい空気のなかで、氷や雪がゆっくりと姿を変えていくこの時期は、澄んだ光と静かな輝きが印象的だ。
腕時計にも、氷河や雪原を思わせる色彩や質感を表現したモデルがある。今回は、筆者の印象に強く残った氷河を思わせる表情を持つ腕時計を3本紹したい。
VOSTOK EUROPE(ボストークヨーロッパ)
Expedition Glacier(エクスペディション・グレイシャー)
まずは、リトアニアの腕時計ブランド“VOSTOK EUROPE(ボストークヨーロッパ)”から発売された”Expedition Glacier(エクスペディション・グレイシャー)”だ。
本作はケースからブレスレット、文字盤、針に至るまですべて316Lステンレススチール製のミラーポリッシュで仕上げられた高い統一感が特徴的な1本。ドーム型サファイアクリスタルを組み合わせることで透明度と強度を確保し、雪原を思わせる光の反射を外装全体で表現する。
インデックスには青色、針には緑色のスーパールミノバによる蓄光を配し、暗所での読み取りも可能だ。
搭載ムーヴメントは日本製自動巻き“TMI NH35”で、約41時間以上のパワーリザーブを確保。ケースサイズは43mm径、厚さ15.4mm。20気圧を備える。
なお、販売価格は9万9000円。世界500本の限定生産で展開される。
【問い合わせ先】
アンドロス
TEL.03-6450-7068
セイコー腕時計110周年記念限定モデル
プロスペックス ダイバースキューバ Save the Ocean
次に紹介するのはセイコーより、国産初の腕時計“ローレル”発売から110周年となるメモリアルイヤーを記念して、プロスペックスから2023年に登場した限定モデル”ダイバースキューバ Save the Ocean”だ。
デザインのベースとなっているのは、1968年に発表されたセイコーダイバーズ。丸みある特徴的なケースフォルムを踏襲し、コンパクトで上質感のあるデザインに仕上げている。そして、文字盤は極地に広がる白銀の氷河を立体的な型打ち模様とホワイトシルバーの色彩で再現した。
ケースは、ステンレススチール製の41mm、厚さ12.3mmサイズ。内面無反射コーティングを施したカーブサファイアガラスを備え、200m防水を確保する。搭載ムーヴメントは自動巻き”Cal.6R35”。日差+25~-15 秒を誇り、約70時間のパワーリザーブを備える。
5連メタルブレスレットに加え、ペットボトル再生原料を100%用いたファブリックベルトが付属。
なお、現在は完売しているが、当時の販売価格は14万8500円。
【問い合わせ先】
セイコーウオッチお客様相談室
TEL:0120-061-012

