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【英国ウィンザー発、ミドルレンジの本格機械式時計ブランド】Van Brauge Watch Company(ヴァン・ブルージュ ・ウォッチ・カンパニー)に注目

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Van Brauge Watch Company(ヴァン・ブルージュ ・ウォッチ・カンパニー)は、イギリス、バークシャー州の歴史的なマーケットタウン・ウィンザーに本社を置き、ファミリービジネスで時計を製造している日本未上陸の独立系マイクロブランドだ。 この町はロンドン中心部から西へ35.1kmに位置し、ヴァン・ブロージュ のオフィスは歩いて数分の距離にテムズ川があるそうだ。

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創業者のマックス・ヴァン・ブロージュ氏が初めて時計に興味を持ったのは1975年頃のこと。当時10歳だった彼は父親の時計を譲り受けた。この時計は英国紳士の本質的なスタイルと洗練を感じさせる50年代のクラシックなスイス製の自動巻き時計だった。 そのクラシックなデザインと品質は、子供の頃のマックスのイマジネーションに火をつけ、時計師としてのキャリアの第一歩となった。

ヴァン・ブロージュでは伝統的な時計製造技術を守りつつ、歴史に敬意を払い、大量生産品とは一線を画した革新的なデザインを生み出すことに注力している。 ヴァン・ブロージュの時計はすべて、イギリス・ウィンザーにあるオフィスで手作業で製造されている。オフィスでは時計コレクター向けに月に一度の定例会を開催しており、予約制でアフターセールスも行っているそうだ。今回はヴァン・ブロージュ のウォッチコレクションより、代表作と言える三つのモデルを紹介しよう。


Van Brauge Watch Company(ヴァン・ブルージュ ・ウォッチ・カンパニー)
ベントレー・レーサー No.22

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ベントレー・レーサーは、スリリングで競争の激しかった1920年代から1930年代の英国モーターレースの世界からインスパイアされたモデルだ。 当時はエレガントなベントレーが優雅にホイール・トゥ・ホイールのアクションを競い合った時代であり、このコレクションは英国の豊かな自動車遺産とクラシックモータースポーツの魅惑的な素晴らしさに敬意を表している。フルサテン仕上げのステンレススチールは4ピース構造を採用しており、直径43mm、厚さ13mm、ラグ幅22mm。“No.22”と名付けられたこのモデルは、オリーブグリーンとシルバーのダブルカーブダイアルには、1930年代を彷彿とさせるグリーンのインデックス(スーパールミノバ7500を塗布 )が配されている。 スチール製の時針と分針の外枠はクラシックなブルー、秒針の先端には赤のチップ(スーパールミノバC7を塗布)。

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ムーヴメントは自動巻きのCal. VB-24A (セリタベース)を搭載。 風防はサファイアクリスタル、ねじ込み式リューズで100m防水。ケースバックには30年代のヴィンテージのベントレーレーシングカーがエッチングで描かれている。ベントレー・レーサーは6色のカラーバリエーションがあり、それぞれのモデルがカーナンバーに由来する名前が付けられている。販売価格は1995英ポンド(約36万8000円)。


Van Brauge Watch Company(ヴァン・ブルージュ ・ウォッチ・カンパニー)
ニューヨーカー

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次に紹介するモデル、ニューヨーカーは世界で最も象徴的な建物のひとつである、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルのオマージュである。1931年に建設されたこのアール・デコを象徴する建築物は、何世紀にもわたる人類の輝き、革新性、創造性を示している。20 世紀初頭の時計のスタイルからインスピレーションを得たというケースは直径が38mmで、ベゼルを排除してボックス形のサファイアクリスタル風防を設置した特殊な構造が特徴。防水性が気になるが、隠しガスケットとトリプルガスケットリューズにより、5気圧防水を備えており実用性も申し分ない。文字盤はカーブしたブロンズ文字盤で、縦型と円形のヘアライン仕上げが施され、ローマ数字のインデックス(C1スーパールミノバを塗布)を配置。スチール製の時針と分針はクラシックなブルーに仕上げ、秒針先端の赤いチップで視認性を高めた。ムーヴメントはセリタベースのCal.VB-24Aを搭載。

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シースルーバックの裏蓋にはエンパイア・ステート・ビルのファウンデーションプレートが設置されている。 5色の文字盤カラーバリエーションがあり、販売価格は2200英ポンドから(約40万7000円〜)。


Van Brauge Watch Company(ヴァン・ブルージュ ・ウォッチ・カンパニー)
フィフティスリー

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最後に紹介するのは、フィフティスリー。1950年代に、スカンジナビア航空が開設した北極航路(広大な北極点を航行してロサンゼルスに向かう航路)からインスピレーションを得たモデルだ。北極の空を駆け抜けるこの伝説的な飛行は、進化し続ける人類の探を象徴している。時計のデザインは、当時、北極航路のパイロットに支給された、ユニバーサルジュネーブの自動巻き時計“ポールルーター(ジェラルド ジェンタがデザイン)”にオマージュを捧げたものである。

画像をクリックして拡大:写真は“フィフティスリー”のモチーフとなった1950年代のユニバーサルジュネーブ、ポールルーター。

ポリッシュ仕上げのケースは18金のゴールドベゼル、ミドルケース、サファイアクリスタルの裏ブタと、3ピース構造を採用しており、直径43mm、厚さ13mm。 文字盤は50年代のクラシックなハーフダイヤルで、センターはブラックのサンレイ仕上げ、インデックスはホワイトのプリント仕上げを採用。

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風防はサファイアクリスタル、ねじ込み式リューズを備える。シースルーバックからは、セリタベースの自動巻きムーヴメント、Cal.VB-24Aが見える。 3色の文字盤カラーバリエーションがあり、販売価格は3160英ポンド(約58万円)から。


》Van Brauge Watch Company(ヴァン・ブルージュ ・ウォッチ・カンパニー)
公式サイト
https://vanbraugewatches.com/


文◎William Hunnicutt
時計ブランド、アクセサリーブランドの輸入代理店を務めるスフィアブランディング代表。インポーターとして独自のセレクトで、ハマる人にはハマるプロダクトを日本に展開するほか、音楽をテーマにしたアパレルブランド、STEREO8のプロデューサーも務める。家ではネコのゴハン担当でもある。

https://www.instagram.com/spherebranding/

 


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