名作ムーヴメント搭載モデル、日本上陸【1898年創業の老舗時計ブランド“オーガストレイモンド】

2025年5月20日

1898年にスイスで創業した時計ブランド“Auguste Reymond（オーガストレイモンド）”が、ついに2025年5月、日本での発売を開始。創業から100年以上の年月を数えるこの老舗ブランドは、名作とされる“ユニタスムーヴメント”を生み出した実績をもつ。

日本初登場となるモデルは、5月15日と16日に開催された合同展示会で一挙に披露される予定だ。

中でも筆者が注目したモデルは、UNITY DAY & NIGHT。デイ＆ナイト表示とムーンフェイズの2つの機能を搭載した自動巻きモデルである。ムーヴメントはAR 285を採用し、42時間のパワーリザーブのほか、100m防水機能も備える。ケースサイズは43mm。ケースそのものはステンレススチール製、ブラッシュドとポリッシュ仕上げがマッチしたエレガントな雰囲気を醸し出す。また、2つのスクリュー式エレメントがラグを形成、ワンポイントになっている。なお、販売価格は55万円だ。

■Ref.AR.UN.13A.002.104.201。SS（43mm径）。100m防水。自動巻き（Cal.AR 285）。55万円。（写真のベルトはダークグレーカーフレザー）

一方、月面を思わせる文字盤が幻想的な一本がOrigin Unitas Lunarだ。機能としては、ユニタスムーヴメントに加え、夜光装飾を纏ったカーボン融合ベゼルが、月の妖艶な輝きを再現してくれる。防水機能は100m防水だ。なお、こちらのケースは44mmとインパクトのあるサイズ感を楽しめる。販売価格は121万円。

そして、Origin Unitas Skeletonは、その名の通りスケルトン仕様の手巻きモデルで、ユニタスムーヴメントが奏でる美しい動きを文字盤越しに楽しめる。ケースは7つのブロックパーツで構成され、ラグまでもスケルトン仕様という徹底したデザインである。こちらもケースサイズは44mm。ステンレススチール製のケースにサファイアクリスタルの裏ブタを備えることで、心臓部の構造を余すことなく見せてくれる。販売価格は92万4000円となる。