京都を拠点に、日本製にこだわった高精度の腕時計を低価格で提供するブランド“KNIS(ニス)”が、クラシカルでモダンなスモールセコンド自動巻き時計“KODOU(コドウ)”をリリース。クラウドファンディングサイト”Makuake(マクアケ)“にて限定先行販売中だ。
名称には時を刻む"鼓動(コドウ)"と、スモールセコンドによる"小動(コドウ)"という、ふたつの意味が込められた同モデル。コンセプトは、静かに動くスモールセコンドの動作と響きあう、日本の“侘び寂び(わびさび)”の精神だ。
所有を楽しむのではなく、“味わう”ための意匠を目指したという渋めなルックスと、4時位置と5時位置の間に配置されたスモールセコンドによるアシンメトリーなレイアウトが、全体に優美な視覚バランスをもたらしている。

ホワイト『雪肌(Yukihada)』■SS(38mm径)。10気圧防水。自動巻き+手巻き(Cal.82S5)。3万8500円(先行予約販売価格、一般販売予定価格は5万5000円)
KNIS(ニス)
KODOU(コドウ)
特徴は文字盤を彩る、京都の四季や文化から着想を得た和のカラーバリエーションだ。京都の景観を想起させる全6種の色味が揃う。
アイスブルー『清水(Kiyomizu)』:京都の澄んだ湧き水から着想を得た、透明感と静けさを宿したアイスブルー
サーモンピンク『桜霞(Sakuragasumi)』:春の霞のなかに咲く桜をイメージした、やわらかく儚いサーモンピンク
パープル『京紫(Kyomurasaki)』:平安の雅を象徴する気品と、王朝文化の余韻を宿した深みのあるパープル
ホワイト『雪肌(Yukihada)』:冬に清水寺や嵐山に積もった雪の表面のなめらかな質感を表現したホワイト
ブラウン『京秋穂(Kyoakiho)』:京都の実りの秋を思わせる、稲穂の黄金色と茶色をモチーフにしたブラウン
シャンパングレー『枯山水(Karesansui)』:白砂や石、苔などで構成された、静謐な庭の光景から想を得たシャンパングレー
文字盤表面には、細かな凹凸加工によるボルカニックパターンが施されており、光の反射を抑えられることで、視認性が高まるほか、程よい立体感と質感が審美性をもたらしている。
【画像】京都がモチーフの全6色、“和風カラー”文字盤が美しい新作“コドウ”を見比べる
インデックスにはブレゲ数字を採用し、ヴィンテージ感のあるルックスを引き立てている。立体的なアプライドインデックスは、職人の丁寧な手作業によって施されており、時針と分針のクラシックなリーフ針とともに、文字盤上に陰影を落とし優雅な表情を見せる。
無駄のない立体構造が際立つシンプルなデザインで、横顔もスマートなケースは細身の腕にもなじみやすい38mm径。時計の心臓部には、ハック機能のほか、約42時間のパワーリザーブを備えたミヨタ製スモールセコンド機械式ムーブメント“Cal.82S5”を搭載。10気圧防水のため、日常で安心して着用できる。
ベルトは、ライスブレスを採用したメタルブレスレットとレザーベルトの2種から選ぶことが可能だ。
クラシックな意匠とマッチするライスブレスレットは、米粒のような繊細なコマ構造が、1940年~60年代のヴィンテージな趣きを醸し出し、しなやかな装着感と上品な輝きをもたらす。
レザーベルトにはクロコダイル型押しの上質な本牛革を採用。高級感のあるほどよい艶があり、使い込むうちに味わい深い、風合いが生まれる。レトロモダンな文字盤と革ベルトの組み合わせは、ライスブレスとはまた違う、絶妙な相性の良さを見せる。
レザーベルトは付け換えが簡単に行えるイージーレバーを備えているため、専用工具を使わずに交換が可能だ。
なお価格レザーベルトモデルが、Makuake(マクアケ)での先行予約販売価格が3万8500円(一般販売予定価格は5万5000円)、メタルブレスレットモデルの先行予約販売価格が4万1580円(一般販売予定価格が5万9400円)となっている。
クラウドファンディングは、2025年9月28日に終了予定。お得に入手したい方は、早めにチェックしてみてほしい。
【画像】全6色、和のカラー文字盤が美しい“ニス”の新作“コドウ”を別アンルグから見る
【問い合わせ先】
LIME(ライム)
TEL.075-708-6184
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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