1791年から2世紀以上、時計製造技術を守り続けるスイスの独立マニュファクチュール“ジラール・ペルゴ”が、“ロレアート”コレクションの新作“インフィニットグレー”を発表した。
75年に初代モデルが発売されて以来、受け継がれるデザインコードと自社ムーヴメント、洗練された仕上げを備えた同コレクション。
発表された新作は、青みがかった色味が美しい、グレーのグラン・フー エナメル文字盤を備えたタイムピースとなっている。

■Ref.81010-11-3475-1CM。SS(42mm径)。100m防水。自動巻き(Cal.GP01800-2524)。250万円8000円
GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ)
ロレアート インフィニットグレー
新作の文字盤には、“ジラール・ペルゴ”のレガシーであるサヴォアフェール(匠の技)を駆使したグラン・フー エナメルを採用している。エナメル加工は高度な技術を要する一方で、時を経ても輝きや色合いを損なわず、高級時計の素材として魅力的な素材だ。
エナメルは、シリカ、鉛丹、カリ、ソーダを正確な比率で混合した粉末を、金属酸化物と結合させることで、さまざまな色味を生み出している。これを塗り重ね、約800℃の窯で5~10回繰り返し焼成することで、美麗な輝きを放つ文字盤へと仕上がる。
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今作では、エナメルの複雑なグレーの色味を際立たせる、フランケ文字盤を採用。半透明のエナメル層の下にサンレイ仕上げを施しており、放射状の立体的な装飾が文字盤に深みと繊細な色の変化をもたらす。
このグラン・フー エナメル文字盤を引き立たせるのが、洗練されたアイコニックなベゼルだ。さらに75年の初代モデルを踏襲した、42mmのトノー型ケースと円形の台座、八角形のベゼルを合わせた多面的な形状に、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを交互に施すことで、スポーティでエレガントなデザインを際立たせている。
“ロレアート”のもうひとつの特徴である、一体型ブレスレットの快適な装着感も健在だ。
ムーヴメントは、約54時間のパワーリザーブを備え、厚さは3.97 mmという薄さを誇る、自社製自動巻き“Cal.GP01800”を搭載。
ムーヴメントには細部に至るまで、時計製造における“ジラール・ペルゴ”の厳格な基準が反映されており、円弧状のコート・ド・ジュネーブ装飾のピンクゴールド製ローター、直線状のコート・ド・ジュネーブ装飾のブリッジ、鏡面仕上げのネジ、地板のペルラージュ装飾、ゴールドのエングレービングに加えて、エッジは丹念に面取りが施されている。
自社の熟練した職人や時計職人チームによる、ムーヴメントの精緻な装飾や仕上げはシースルーバックから鑑賞が可能だ。なお、価格は250万8000円。
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【問い合わせ先】
ソーウインド ジャパン ジラール・ペルゴ
TEL: 03-5211-1791
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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