2025年9月27日に創業100周年を迎える京都の叡山電鉄。このアニバーサリーイヤーを祝い、100周年ロゴ入りオリジナル腕時計が発売される。
100周年記念モデルには、展望列車“きらら”や、観光列車“ひえい”など、叡山電車を代表する車両をイメージした全7機種がラインナップされる。叡山電車からインスパイアされたカラーリングと、各車両のロゴマークが特徴的だ。
なお、製造は奈良に本社・工場を構える国産時計ブランド“ルノータス”が手がけており、時計としての品質や造り込みにもこだわりが光っている。

■SS(42mm径)。20気圧防水。クォーツ。3万3000円
叡山電車
100周年ロゴ入りオリジナル 腕時計 KIRARA_ダイバーズ・レッド
叡山電鉄は、京都市北東部の洛北エリアで、叡山本線と鞍馬線の2路線を運営する鉄道会社。沿線には貴船神社や鞍馬寺といった古刹があり、春には桜、初夏には新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、移り変わる四季折々の景色を鑑賞できるローカル線として、観光客や地元住民に愛されている。
記念腕時計のひとつ“KIRARA_ダイバーズ・レッド”は、列車“きらら”の愛称で親しまれており、叡山電車で初めてシングルアームパンタグラフを採用したデオ900形車両の901-902号車をモチーフにしている。
紅葉したもみじをイメージして塗装された、鮮やかなメープルレッドの車両を思わせる赤の文字盤とベゼルが目を引く。
12時位置には“きらら”のアイコニックなヘッドマーク、6時位置にはデオ900形車両が登場した年度と車両の名称である、“Panorama Train "KIRARA” since 1997”を配置。ブラックラバーのベルトを合わせており、スポーティな印象だ。
【画像】車両違いで全7機種、“叡山電車100周年記念ロゴ入りオリジナル腕時計”を見くらべる

■SS(42mm径)。20気圧防水。クォーツ。3万3000円
叡山電車
100周年ロゴ入りオリジナル 腕時計 HIEI_ダイバーズ①
こちらは開業当時に運行していたデナ1型車両をベースにした、クラシカルなデオ730形車両732号車がモチーフ。比叡山延暦寺への参詣のために1925年から運用を開始した、通称、観光列車“ひえい”独自のデザインがあしらわれている。
ベゼルには、列車正面に備えた楕円のモチーフを思わせるベージュを配色。車両の外観を彩るグリーンカラーをラバーベルトに採用している。
12時位置には“ひえい”のヘッドマークを配し、6時位置に現行の車両が運行を始めた年度と車両の名称である“Sightseeing Train ”HIEI" since 2018”の文字を配置した。
そのほか、メープルオレンジの車両の900系903-904号車をモチーフにした“KIRARA_ダイバーズ・オレンジ”モデルや、MOP文字盤にグリーンの栃木レザーを合わせた“HIEI_クラシック”モデルなど、叡山電鉄の車両をデザインに落とし込んだ魅力的なモデルが揃う。
7モデルとも、裏ブタに100周年オリジナルロゴが刻印されており、同ロゴが入ったオリジナルボックスが付属する。叡山電車グッズオンラインショップにて、9月27日から受注販売を開始。価格は各3万3000円だ。
なお時計以外に、100周年を記念した限定1000セットの“叡山電車開業100周年記念入場券”のほか、“100周年記念特別仕様 車掌かばん(HIEIモデル、KIRARAモデル)”、オリジナルロゴが入った“3連キーホルダー”などのグッズが登場する。販売場所や販売期間といった詳細が気になる方は、特設サイトを確認してほしい。
【画像】裏ブタに100周年ロゴを刻印、“叡山電車オリジナル腕時計”7機種を別アングルから見る
【問い合わせ先】
えいでんマート
https://eidengoods24.base.shop/
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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