2022年に東京、西荻窪で創設した国産マイクロブランド、“The Nishiogi(ザ・ニシオギ)”が、天然石を文字盤に採用した新作コレクション3モデルを発売する。全国11店舗を展開するHANDA Watch Worldにて取り扱う。
The Nishiogi(ザ・ニシオギ)
カリブの女神ウォッチ(ラリマー)
本シリーズは、天然鉱物を厚さ約0.4mmにスライスし、文字盤として加工したモデル。割れやすく加工難度の高い鉱石を実用時計の部品として採用するため、切削精度や接着技術を高める製造工程を採用している。
まず、“カリブの女神ウォッチ(ラリマー)”は、ドミニカ共和国でのみ産出されるラリマーを文字盤に用いたモデルだ。市販の量産腕時計として世界で初めて全面に天然ラリマーを使用したとのこと(同社調べ、2025年11月3日時点)。販売価格は、26万4000円となる。
The Nishiogi(ザ・ニシオギ)
シベリアのヒーリングウォッチ(チャロアイト)
次に、“シベリアのヒーリングウォッチ(チャロアイト)”は、ロシア・シベリア産のチャロアイトを文字盤に採用する。紫色の地に白色の石英が混ざる模様が特徴で、黒いエジリン輝石の粒が含まれる場合もある。
反射光の角度によって異なる見え方を示す特性を持ち、天然石固有の構造を活かしている。販売価格は24万7500円。

