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【ロレックス同様の機能で8万円台】37mm径に60年代風しっとり黒のレトロ感。高性能な日本製自動巻き搭載GMTウオッチ|OUTLINEニュース no.236

アルミベゼルの質感に加えてプラスチックのドーム形風防もレトロっぽさをより強調していて味わい深い

ロレックスのGMTマスターの代名詞でもあるGMT機能とは、時差のある二つの時間をひとつの時計で同時に確認できる機能のことで、時差のある地域に渡航した際に使えるようにと考案された。24時間表示の回転ベゼルに加えて時分針とは別にもうひとつGMT針と呼ばれる副時針を備えており、回転ベゼルは感覚的に昼夜が判別できるように青と赤の2色に色分けされている。

ただ、1960年代のGMTマスター第2世代からは、従来の青赤ベゼルに加えて黒の単色ベゼルが登場。つまり今回取り上げたアウトラインGMT-1960はまさにこの時代を表現したモデルなのである。

37mm径という当時と同じようなサイズ感もさることながら、黒ベゼルのインサートにはいま流行りのセラミックではなく、昔からのアルミ製を使用。黒もしっとりとした質感でより落ち着いた印象だ。作った本人が言うのもなんだが、あたかも当時の時計が経年変化したかのような味わいがラインナップする3種類の中で最も表現できた自信作である。

インデックスは経年変化で焼けたような飴色にしており、アルミベゼルのしっとりとした黒と調和してレトロな雰囲気がいい感じだ。ちなみに赤い針がGMT針(副時針)。筆者のインスタより

さて、見出しの「ロレックス同様の機能」について簡単に触れると、GMT機能を備えた日本製の自動巻きはセイコー製とシチズン傘下のミヨタ製があって、このGMT-1960は後者のGMTムーヴメント、キャリバー9075を搭載する。

では何が違うのか。実のところGMT機能が付いた日本製外販用の自動巻きムーヴメントでは唯一ミヨタ製だけがロレックスのGMTマスター II と同様の機能を備えており、時針だけを単独で動かすだけで簡単に現地時間に設定できる便利なトラベル型GMTなのである。それでいて8万円台というコストパフォーマンスの高さにもぜひ注目していただきたい。

現在、時計のセレクトショップ、オンタイムとムーヴ、そしてチックタックの店舗でも販売中のため、手にとって実機を見たうえで購入したいという人は、店舗に足を運んでその雰囲気をぜひ確かめていただきたい。ただその際には事前に在庫確認をお忘れなく。

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【アウトライン GMT-1960】
[型番]Ref.YK20244-3BKBK
[素材](ケース)316Lステンレススチール(ネジ込み式リューズ)(ドーム形風防ガラス)アクリル樹脂
[サイズ]ケース径37.0mm、ケース厚10.95mm(ドーム風防含む13.0mm)
[防水性]5気圧防水(日常生活防水)
[駆動方式]自動巻き(日本のMIYOTA製Cal.9075/24石/毎時2万8800振動(日差-10秒+30秒)/最大巻き上げ時42時間パワーリザーブ/秒針停止機能付き)
[機能]時針単独可動式GMT機能、24時間表示双方向回転ベゼル
[価格]8万8000円

商品の詳細(公式WEBサイト)
https://outlinewatches.tokyo/collection/gmt-1960

公式オンラインSHOP
https://shop.powerwatch.jp/webshop/category/item/item-watch/outline/gmt1960/

取り扱い店舗一覧
https://outlinewatches.tokyo/shoplist

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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