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おじさん世代とZ世代とのギャップとは?【最もこだわりたい小物は腕時計!?】“ファッション×腕時計”を考える|性別の垣根を超える腕時計 No.27

腕時計はファッションアイテムか否か。そう尋ねられたら、あなたはどう答えるだろうか。現代においての腕時計は、時刻を確認するといった古来からの機能以上に服装とのコーディネートの一部として、はたまた自身の自己表現のひとつとしての役割が大きいのではないだろうか。

事実、日頃からファッションアイテム、アクセサリーとして腕時計を愛用している方も少なくないだろう。

「とてもそう思う」、「まあそう思う」といった肯定的な回答が実に全体の86%を占めた

上画像は筆者のXアカウントの投票機能で行ったアンケート。“腕時計はファッションアイテムか?”という問いに対し、肯定的な回答が実に86%もの票を集めた。

もっとも、筆者のXアカウントはもともと教育系アカウントとして運用していたため、腕時計好きの方々はあまり多くない。腕時計ファン(とりわけ高級時計ユーザー)の方々に同じ質問をすると、大きく結果が変わってくる可能性も大きい。なぜならデイリーシーンでの着用を躊躇うほどの価格の高級時計であれば資産品の面も強く、純粋なファッションアイテムとは言い切れないからだ。

前述の事情はさておき、あくまで多くの一般ユーザーにとってはファッションアイテムとして認識されている腕時計。コーディネートとの組み合わせしだいで、その魅力は何倍にも広がることに間違いはない。

ファッションの差し色として、ペアで楽しめるカラーコーデの一環として、腕時計は幅広く活用できるファッションアイテムだ


そしてもうひとつ興味深いアンケートデータがある。“最もこだわりたいファッション小物は?”という問いに対して、帽子やメガネ、イヤリング・ネックレスを抑えて“腕時計(ブレスレットも含む)”が最も多くの票を集めたのだ。

ただ、腕時計は帽子、メガネ、イヤリング・ネックレスよりも平均単価が高額になると考えられるため、最も価値の高いアイテムという意味でのこだわりなのかもしれない。とは言え、体積が一番大きくパッと見で目立つ帽子、顔の印象を大きく左右するメガネ、特に女性から絶大な支持を集めるイヤリング・ネックレスよりも腕時計にこだわる人が多いという結果は非常に興味深かった。

【次ページ】腕時計に関するZ世代と中高年世代のギャップとは!?

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