アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。
ロレックス
エアキング Ref.5500
今回紹介するのは、1962年頃に製造されたロレックスのエアキングだ。
現行モデルでは、黒文字盤とアラビア数字のインデックスを採用したスポーティなデザインが印象的だが、それ以前まではシンプルで無駄のない文字盤デザインが特徴的なシリーズであった。
そして今回紹介するRef.5500は、エアキングのなかでも1950年代から1980年代にかけて、約30年間にわたり製造され続けた超ロングセラーモデルだ。
シルバーのサンレイ仕上げの文字盤に、シンプルなバーインデックスを組み合わせたオーソドックスなデザインが特徴で、断面がわずかに丸みを帯びた立体的なアルファ針が、作り込みの丁寧さを感じさせる。非常にシンプルな要素のみで構成されたデザインだが、間延びすることもなく、満足度の高い質感を実現している点にも注目したい。

【写真の時計】ロレックス エアキング。Ref.5500。SS(34mm径)。自動巻き(Ref.1530)。1960年代製。62万8000円。取り扱い店/ムーンフェイズ
【画像:ブレスレットやムーヴメントの状態を確認する(全6枚)】
全体のコンディションとしては、ケースやブレスレット、プラ風防などに使用に伴う小キズが見られるものの、目立ったへこみや打痕、クラックなどは見受けられない。文字盤に関しても、インデックスや針に経年によるわずかな腐食は見られるが、大きな変色やサビは確認できない。また、純正のリベットブレスが装着されている点にも注目だ。
ムーヴメントには、ロレックスが誇る自動巻きムーヴメントCal.1530を搭載。同系統のムーヴメントには、デイト表示付きやクロノメーター仕様など、さまざまな派生機が存在するが、カレンダー調整の必要もなく、故障の要因となり得る機構の少ない本ムーヴメントは、アンティークウオッチを初めて購入する人にもオススメだ。
もちろん、複数本の腕時計を所有している人にとっても、時刻合わせが容易なノンデイトモデルは魅力的に映るだろう。
非常にシンプルではあるが、細部の作り込みや適度なバランス感、実用性を重視したムーヴメントが光る1本だ。堅実でありながら、どこか可愛らしさを感じさせる雰囲気のアンティークロレックスに、ぜひ注目してほしい。
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文◎LowBEAT編集部/画像◎ムーンフェイズ

