【2020年新作時計速報】ピアジェ(PIAGET)

“世界で最も薄い機械式腕時計”として話題をさらった
アルティプラノ アルティメート コンセプトが購入可能に!

 世界最薄ムーヴメントを作り続け、極薄時計のパイオニアとしての地位を築いてきたピアジェ。そんなピアジェのアイコンともいえるのが、アルティプラノコレクションである。1957年に誕生以降、これまでに200モデル以上も発売された最も充実したコレクションだが、今年も様々な新作が発表されている。

 ピュアでエレガントなラウンドケースに美しい仕上げが施された文字盤、交互の配置されたダブルとシングルのバトンインデックスなど、一切の無駄をそぎ落とした洗練されたシンプリシティを体現したスタイルは一見すると不変的なようだが、アルティプラノの控えめなエレガンスは、時代に合わせてディテールのアップデートを重ねており、新作においても様々なアップデートが加えられた。

 また、2020年に発表されたピアジェの新作のなかで最も注目すべきトピックスは“世界で最も薄い機械式腕時計”として2年前に発表されたアルティプラノ アルティメート コンセプトが、研究開発目的のコンセプトモデルとしてではなく、実際に購入できる市販モデルとして改めて発表されたことだろう。

 ついに市販化されたアルティプラノ アルティメート コンセプトを筆頭に、新作のなかから編集部が注目した新作をいくつ紹介する。

 

 

アルティプラノ アルティメート コンセプト


 2018年、機械式時計製造の限界に挑戦するコンセプトウオッチとして発表されたアルティプラノ アルティメート コンセプト。ムーヴメントのみならず、ケースまで含めてたった2mmという並外れた薄さを実現。“世界で最も薄い機械式腕時計”として大いに話題を呼んだ。発表当時は販売を目的としたものではなかったが、2年の歳月を経て、ついにアルティプラノ アルティメート コンセプトの市販化が実現した。

 この2mmという数字。イマイチ、ピンと来ない方もいるかもしれないが、プレスリリースの表現に従えば、2mm厚のこの時計は、1ユーロ硬貨、あるいはクレジットカードを2枚の重ねたときと同じ厚さしかない。そんな驚くべき数値を実現するため、2年前は出願中であった極薄の香箱をはじめ、極薄の調速機構、サファイアクリスタルの接着、ウォームスクリューによる極薄の巻上げ機構、そしてケースに埋め込まれたフラットシェイプの伸縮式リューズと、五つの新たな特許技術が採用されている。

 驚異的な薄さを実現するためにベゼルとケース本体、さらにはムーヴメントまで一体化。同時に時計としての実用的な強度を実現するため、機械加工が難しいが高い強度をもつコバルト合金製ケースが採用された。
 市販化されたことだけでも驚くべきことだが、ブリッジや文字盤(メインプレート)の色、針の仕上げ、ベルトの種類、そしてジェムセッティングの有無など、ユーザーの好みに応じたカスタマイズできるサービスも提供されるという点にも注目したい。

■Ref.PGG0A455002。コバルト合金(41mm径/2mm厚)。2気圧防水。手巻き(ピアジェ自社製Cal.910P-UC/約40時間パワーリザーブ)。4280万円+税

 

 

アルティプラノ マニュアル


 コレクションのなかでも最もベーシックな手巻きムーヴメントを搭載したアルティプラノ マニュアルに加わった新作。世界限定300本のリミテッドエディションで、K18PGケースにブルー文字盤という組み合わせはブランド史上初となる(2017年に発表されたアルティプラノ60周年記念限定モデルは、K18WGケースにブルー文字盤の組み合わせ)。

 ムーヴメントは1957年に厚さ2mmという当時世界最薄の手巻きとして名を馳せたCal.9Pの流れを汲む厚さ2.1mmの極薄手巻ムーヴメント、Cal.430Pを搭載。テンプ停止装置付きで、センターに時分表示のみというシンプルで頑丈な極薄ムーヴメントには、面取りとコート・ド・ジュネーブ装飾を施した受けやペルラージュ仕上げの地板、ブルースクリューなど伝統的な仕上げを採用する。

 特に注目すべきは文字盤だ。本作ではダークブルーのサンレイ仕上げを施したラッカー文字盤を採用。そして、インデックスにはゴールド製アプライドインデックスを採用している。ちなみに、60周年記念限定モデルでもアプライドインデックスを採用していたが、12時位置のみバーが2本。一方、本作はシングルとダブルが交互に配置されたインデックスで、12、2、4、6、8、10時位置が2重のバーデザインとなっている。

■Ref.G0A45050。K18PG(38mm径/6mm厚)。3気圧防水。手巻き(ピアジェ自社製Cal.430P/約43時間パワーリザーブ)。195万2000円+税

 

 

ピアジェ ポロ


 ラウンド形とクッション形を融合させたピアジェ独自のデザインによる丸みを帯びたケース、そして完全に一体化したポリッシュ仕上げとサテン仕上げのSSブレスが特徴的な、ピアジェ流ラグジュアリースポーツウオッチとして人気の高いピアジェ ポロにも新作が登場。

 特徴的なケースやブレス、そして水平ギョーシェ装飾デザインの文字盤などはこれまでにも見られたものだが、新作として登場したピアジェ ポロでは文字盤にグリーンを採用(グリーン文字盤自体は存在していたが、これまでは革ベルト仕様のみのラインナップだった)。
 新作では針とインデックスにK18PGを採用。K18PGとSSのカラーコントラストにより、ネオヴィンテージ感を表現した。

 ムーヴメントは中央に時・分・秒針、そして6時位置に日付け表示を配したCal.1110Pを搭載。自動巻きながら、厚さは4.2mmと薄型のため、10気圧防水のスポーティなモデルであるが、ケースは10mmを切る9.4mmの薄型化が図られている。

■Ref.G0A45005。SS(42mm径/9.4mm厚)。10気圧防水。自動巻き(ピアジェ自社製Cal.1110P/約50時間パワーリザーブ)。世界限定888本。132万円+税

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

 

【問い合わせ先】
ピアジェ コンタクトセンター(TEL:0120-73-1874)
https://www.piaget.jp

オススメ記事

  1. フェラガモの人気モデル、F-80が新デザインで復活

  2. アーバンカモフラージュを取り入れた新作が ビクトリノックスから限定モデ…

  3. 【日本限定】ブライトリングから長らく親しまれたウィングロゴのナビタイマ…

  4. 【新作ウオッチレポート】グッチがバーゼルワールド2019にて、魅力的な…

  5. 女性編集者セレクト! 登山で着けたいハイテクなアウトドアウオッチ4選

  6. スイスブランド“ファーブル・ルーバ”の新アンバサダーに、騎手のクリスト…

  7. 【知られざるフランスの老舗】“BERTHET(ベルテ)”が最新モデル“…

  8. どこにでも着けて行ける! CITIZEN ATTESA(シチズン アテ…

人気の記事

ロレックス

国産時計

スマートウォッチ

ドイツ時計

カジュアル時計

アンティーク時計

レディース時計