【小顔トレンドの再来か!?】38ミリアンダーの“3針ドレスウオッチ”が高級時計で増殖中

 筆者の個人的なことで恐縮だが、とにかく手首が貧弱なほど細いのである。それに対して最近の時計は40㎜以上が当たり前となっており、デザインが気に入ってもサイズが合わないということがかなり多い。

 そのため近年は新作が出ると真っ先にサイズをチェックしてしまうほどだ。読者のみなさんのなかにも、筆者と同じような思いをしている人も少なからずいるのではないか。スポーツ系の顔であればまだしも、クラシカルでシンプルな3針モデルだと尚更気になってしまう。

 理由は単純で、手首の幅に対してサイズが大きいとラグと手首の間に隙間ができてしまいグラグラして着けたときの納まりが悪いうえに見た目もよろしくない。そのため筆者は38㎜以下を基準にしつつ、同じ38㎜であってもラグの形状や長さによっても微妙に違ってくるため、必ず実際に着用したうえで確認しているのだ。

 写真で筆者が着けているのは愛用するモリッツ・グロスマンのベヌー37(これは時針が日本限定仕様で現在はオーダー扱い)だ。手首が細いため写真だとそれほど小さく感じないかもしれないが、これで37㎜径なのである。手首が細くてもこれぐらいのサイズだと、手首の幅にラグまでしっかりと納まり、横ずれせずにフェイスもきれいに見える。

 クラシカルでシンプルな3針時計は顔立ちも上品。そのため手首の細い人は特に着けたときのサイズ感と見え方のバランスに気を使い、なるべく小振りなサイズを選びたいところだ。

 

》編集部のおすすめモデル-其の1
MORITZ GROSSMANN(モリッツ・グロスマン)
ベヌー37

 モリッツ・グロスマンの初作となるべヌーの小径版。もともと細身な日本人にも合うサイズとして日本からの提案で製品化され、その後、グローバル展開されたものだ。手書き風のアラビア数字とアイコンであるロザンジュ針の組み合わせは非常に品がある。なお、着用しているモデルは特別に製作された時針を備える日本限定仕様。


■Ref.MG-001859。K18WG(37mm径/ 9.2mm厚)。日常生活防水。手巻き(Cal.102.1)。352万円

【問い合わせ先】
モリッツ・グロスマン ブティック(TEL.03-5615-8185)
公式サイト:https://www.grossmann-uhren.com/

 

》編集部のおすすめモデル-其の2
GRAND SEIKO(グランドセイコー)
エレガンスコレクション 初代グランドセイコー デザイン復刻モデル

 1960年に誕生したグランドセイコーの60周年を記念した復刻版。初代モデルの造形を再現する一方、72時間駆動の手巻きムーヴメント、サファイアガラス風防が採用されるなど、スペックは最新にアップデートされた。インデックスも初代と同じく18金製。


■Ref.SBGW258。K18YG(38mm径/ 10.7mm厚)。3気圧防水。手巻き(Cal.9S64)。308万円

【問い合わせ先】
グランドセイコー専用ダイアル(TEL.0120-302-617)
公式サイト:https://www.grand-seiko.com/jp-ja

 

》編集部のおすすめモデル-其の3
NAOYA HIDA&Co.(ナオヤ ヒダ アンド コー)
NH TYPE 2A

 注目のジャパンブランドNAOYA HIDA&Co.の第2作目。外装は世界最高レベルの超高精度微細加工機と、熟練の職人の手作業によって仕上げていくことで、高いクオリティを実現した。また特徴的な手彫りインデックスは本作でも踏襲。掘り込んだインデックスに合成漆(カシュー)を流し込み立体感を与えている。


■Ref.NH TYPE2A。SS(37mm径/ 10.7mm厚)。5気圧防水。手巻き(Cal.3020SS)。231万円

【問い合わせ先】
NW WATCH(info@naoyahidawatch.com)
公式サイト:https://naoyahidawatch.com/

 

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

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