Q9.ダイバーズウオッチを着けて海水浴をしてしまった。洗ったほうがいいの?【ダイバーズ編】

A.海水塩や砂が時計に付着しているため、使用後は清掃必須

 防水時計とダイバーズウオッチの違い、ダイバーズウオッチの条件については、同企画Q1Q4にてお届けした。では今回はダイバーズウオッチを実際にスクーバダイビングで使用した場合について、その後のケアについて取り上げる。

 最初に話からは逸れてしまうが、非防水や日常生活防水時計を誤って水に晒してしまった場合について。その際は乾いた布でしっかりと水分を拭き取ってほしい。その後リューズを引き出し、少しでも水が自然と抜ける状態を作る。風通しの良い場所に置き、乾いたことを確認したらOKだ。
 なお水没させてしまった場合は同様の対処をした後、ただちに修理店に持ち込んでほしい。一見正常に動いているようでも、防水性能を保ってくれる“パッキン”というパーツが緩んでいたり劣化していたりする可能性がある。その場合は水が内部に侵入してしまい、機械を錆びさせる原因となり、ひいては時計自体が動かなくなってしまう。そうなる前に修理やオーバーホールなどの対処をしてほしい。

写真のモデルはダイバーズウオッチではないが、基本的な作業は一緒。最後には写真のようなマイクロファイバークロスで細部まで汚れを落として欲しい

 ではダイバーズウオッチはどうか。ダイバーズウオッチは防水時計と違い、潜水での使用を想定して作られているため、海やプールでの使用後も放置して大丈夫と思っている方も多いのではないか。だが海やプールには海水塩や塩素が含まれているためしっかりと清掃が必要だ。

 実際の対処法としては、まず最初にリューズがきちんと閉まっているかを確認してほしい。閉め忘れているとそこから水が入ってしまい結露などを引き起こす恐れがある。
 そしてぬるま湯を張った洗面器に時計を浸し数分放置。すると汚れが浮き上がってくる。ちなみにブレスは、外れるようであれば外してから同じ洗面器へ浸そう。
 海水塩や塩素などは時計の細部にも入り込んでいるため、同じ洗面器内で使い古した歯ブラシなどを使い優しくこする。この際、蛇口やシャワーから水を出しながらの作業はパッキンの劣化に繋がってしまうため御法度だ。
 最後に乾いた布でよく水滴を拭き取り、風通しの良い場所に置いて乾かせば完了だ。
 多少手間はかかるが、時計を長く愛用するのであればぜひ覚えておくといいだろう。

 

文◎松本由紀(編集部)

 

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