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【クラファン開催中】イギリス軍が使用した軍用時計をオマージュ“ロイヤル アーミーウォッチ W-10”をチェック!【M.R.M.W.モントルロロイミリタリーウォッチ】

 現代によみがえった1950年代の軍用時計

 1950年代から、イギリス軍の陸海空軍すべてに供給されていたトノー形ケースを採用した軍用時計。今回モントルロロイが復刻するにあたって、オリジナルで採用していた手巻き式ムーヴメントではなく、手軽に使用できるクォーツムーヴメントに変更をされてはいるが、デザイン的な面では、当時の意匠にオマージュを捧げているため、まるでデッドストック品のような完成度だ。

モントルロロイミリタリーウォッチ

ロイヤル アーミーウォッチ W-10

■(左)Ref.Royal army watch W-10。(右)Ref.Royal army watch W-10 H.S。ともにステンレススチールケース&ナイロン(もしくはコットン)ストラップ。ケース径35mm。5気圧防水。クォーツ。2万4200円
 トリチウム夜光(本モデルではルミノバを使用)を示すTマークなど当時の意匠を見事に再現。イギリス軍ミルスペックに則った 判読性の高いアラビア数字インデックスや、黒文字盤などに加え、文字盤にはイギリス軍に供給されていたことを表す特徴的な矢尻マーク“ブロードアロー”が配されるなど随所にこだわりが光る。

 現在クラウドファンディングサイト“Mak uake”にてAN5740とともに先行割引販売を行っている。
https://www.makuake.com/project/royal_army_watch/

【着用イメージもチェック!】

 フランス語で樽を意味するトノー形ケースが手首に装着した際に魅力的な雰囲気を醸し出している。ケース径は35mmで、ケース厚は11.5mmとなっているため、手首で程よく存在感を主張しながらも、良好な着用感を実現した。

【オリジナルモデルもチェック!】

 

 写真はCWC製のオリジナルモデルだ。黒文字盤にボールド体かつ白色のアラビア文字というイギリス軍のミルスペックに即して製造。当時のイギリス陸海空軍すべてに供給されていたことから、ハミルトンやCWC など複数のメーカーが製造を担当した。

【ケースや風防などこだわり抜いたディテールに注目!】

 当時の意匠を再現するために、あえて粗めに仕上げられたケースエッジに注目。文字盤に記載されているH,Sという文字は“Hydrogaphic Survery(水位測量)”を表す記号で、オリジナルモデルには採用されていなかったが、1946年以前に製造されていたロンジンの軍用時計へオマージュを捧げている。

 オリジナルモデルを忠実に再現したケースサイド。リューズも当時の雰囲気のままのサイズとなっている。オリジナルでは手巻きムーヴメントが使用されていたが本モデルでは、より簡便に使用できるようにクォーツムーヴメントを採用。ドーム形風防を採用することでアンティークテイストを表現した。

【ストラップのバリエーションは次のページでチェック!】

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