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【秋に着けたいブルー文字盤の腕時計】10万円以下、隠れた定番カラー“ブルー文字盤”の狙い目時計3選

 時計界の隠れた定番カラーとしてラインナップを増やしているブルー文字盤。軽快な印象だが、それでいて適度なきちんと感を持ち合わせており、様々なファッションに取り入れやすいという点が大きな魅力。その好感度の高さは、清潔感が求められるスーツにブルーやネイビーの色合いが多いことからも容易に想像ができるだろう。


 時計でいえば、ブラックやホワイト(シルバー)という従来の定番カラーに比べてトレンド感を出しやすい、という点も魅力であり、いつもの時計を“ブルー文字盤”に換えるだけで、どことなくおしゃれな雰囲気が増し、ファッション全体にアクセントを加えることができるのだ。

 数年前まではトレンドカラーのひとつであったが、近年は新たな定番カラーとして“ブルー文字盤”の需要が高まっており、多くのブランドから“ブルー文字盤”のモデルが登場している。今回は手頃な10万円以下の価格帯から、編集部のおすすめ3モデルを厳選して紹介しよう。


【編集部のおすすめモデル】
YEMA(イエマ)
リストマスター アドベンチャー


 1960年代後半から70年代に発売されていた“5114”のレファレンスをもつモデルをベースに製作された復刻コレクション。十字線のパターンと手書き風のモデル名ロゴをレイアウトしたボンベダイアル、ベゼルのないオーバルケースなど、60年代後半に製造されていたオリジナルモデルのデザインが忠実に再現されており、まるでデッドストックモデルのような雰囲気を楽しむことができる。

■Ref.YWAD21-GU62B。SS(37 x 48mmサイズ)。10気圧防水。自動巻き(自社製Cal.YEMA2000)。7万4800円

【問い合わせ先】
イエマジャパン
TEL:03-5875-8810


【編集部のおすすめモデル】
OUTLINE(アウトライン)
セコンドセッティング

 アウトライン・セコンドセッティングは1929年にパイロット向け腕時計として製品化された、通称“ウィームス・セコンドセッティングウオッチ”と呼ばれる航空時計の第2世代機モデル(40年代のモデル)をベースに再現した復刻系モデル。モチーフとなったモデルは、20年代当時に航空航法の第1人者であったアメリカ海軍のP.V.Hウィームス大佐が考案したことからこのように呼ばれるようになったもので“ウィームスウオッチ”とも呼ばれている。

 最大の特徴である60秒表示目盛りが付いた双方向回転ベゼル、計測時にベゼルが動いてしまうのを防止するためのロック機構、ブルーグラデーションの艶感のある文字盤など、アイコニックな意匠にこだわりが光る。

■Ref. 20222-2BL(ブルー)。SS(38mm径)。10気圧防水(日常生活用強化防水)。自動巻き(日本製Cal.MIYOTA9039 )。5万5000円

【問い合わせ先】
シーズ・ファクトリー

TEL:03-5562-0841
アウトライン公式サイト
https://outlinewatches.tokyo


【編集部のおすすめモデル】
Orient Star(オリエントスター)
ダイバー


 200m潜水防水機能を有したISO規格に準拠したダイバーズウオッチ。200m潜水用防水を備えた本格派である点に加え、ブルーをメインカラーにレッドを差し色としてプラスしたアイコニックなデザインが魅力的だ。。

 また、12時位置にはパワーリザーブインジケーターが配されているのもユーザーにとって見逃せないポイントだ。伸びやかなアワーマークと針のコントラストで判読性を向上させ、ルミナスライトによって暗い場面での視認性もしっかりと確保している。

■Ref.RK-AU0306L。SS(43.6mm径)。200m潜水用防水。自動巻き(Cal.F6N47)。9万1300円

【問い合わせ先】
オリエントお客様相談室
TEL.042-847-3380
オリエントスター公式サイト
https://www.orient-watch.jp


 

文◎船平卓馬(編集部)

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