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【新作時計ニュース】JSDF WATCH(自衛隊時計)シリーズ最新作は陸・海・空の特別部隊仕様!

 ケンテックスは、同社の自衛隊時計(JSDF WATCHシリーズ)から特別部隊モデルを発売した。陸:第一空挺団、海:掃海隊群、空:飛行教導群の3モデルで、いずれもプロフェッショナルの過酷な使用に耐える本格的なスペックを備えている。

 JSDF WATCHシリーズは、任務に耐えうる堅牢性と機能性を兼ね備えた腕時計を開発するべく、2004年より陸・海・空各幕僚監部の協力により継続的に開発が行われている。現在は防衛相共済組合登録商品として、日本全国約270カ所の自衛隊駐屯地や各基地において隊員向けに販売されているほか、一般販売も行われている。

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 陸上自衛隊“第一空挺団モデル”は、傷から時計を守り光の反射を防げるように外装をガンメタルPVDでコーティング。砲弾発射地点までの距離を計測するテレメーターや、方位計、カウントダウンベゼル機能が実装され、ソーラー発電式で電池交換不要。軽く強靭なCORDURAナイロン製のベルクロストラップを採用し、戦闘服の上からでも着用可能な仕様になっている。6時位置の部隊章、裏ブタのエンブレムと同部隊の空挺精神である“精鋭無比”の刻印など、ディテールにもこだわっている。

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■Ref.S801M-02。SS(41mm径)。10気圧防水。クォーツ(ソーラー)。4万2900円

 

 海上自衛隊“掃海隊群モデル”は、ISO6425潜水防水規格に準拠する200m防水性能とデイデイトカレンダー機能を搭載。目印のない海上においても、時刻と太陽の位置から方位を割り出すことができる内転式の方位計を備えたダイバーズウオッチ仕様になっている。外装はマットなブラックPVD加工を施したケースに、視認性の高いドットインデックスを採用し、ベルトは長めのラバーベルトを採用。9時位置には掃海隊群のエンブレムに描かれている三つ頭の竜がデザインされており、裏ブタには掃海隊群所属の水陸両用戦・機雷戦戦術支援隊AMWCのエンブレムを刻印している。

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■Ref.S803M-02。SS(42.5mm径)。200m防水。クォーツ(ソーラー)。4万1900円

 

 そして航空自衛隊“飛行教導群モデルは、1/20秒単位での時間計測が可能なクロノグラフ機能に加え、ベゼルには直感的な回転操作により速度計算や燃料計算が可能なフライトコンピューター(回転計算尺)を実装。文字盤6時位置には、飛行教導群の部隊マーク“コブラ”を、裏ブタには“ドクロ”を刻印している。

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■Ref.S802M-02。SS(41mm径)。10気圧防水。クォーツ(ソーラー)。4万1900円

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 いずれも自衛隊員のリアルな意見を反映して開発されたモデルゆえ、実用性の高さは申し分ない。ソーラー電池駆動なのでメンテナンスフリーなのもうれしいポイントだ。

 

【問い合わせ先】ケンテックスジャパン TEL.03-5846-0811
公式サイト:http://www.kentex-jp.com/

 

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文◎Watch LIFE NEWS編集部

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