画像記事

【画像ギャラリー:シチズンCal.0200の詳細をチェック】

Cal.0200を搭載した定番モデル、“ザ・シチズン メカニカルモデル キャリバー0200”。自社のアーカイブに触発された、シームレスなフォルムが特徴だ。

2021年に発表されたCal.0200。COSC認定クロノメーター以上の精度と実用的な約60時間パワーリザーブを有している。部品のほとんどはシチズン製だが、地板と受けは仕上げを含めラ・ジュー・ペレ社が製造を行い、日本とスイスの時計製造技術を融合させた。

優れた審美性もCal.0200の魅力だ。受けの仕上げは直線を基調としながら、一方で稜線に平滑なダイヤカットを施すことでコントラストを強調。“ヒゲ持受押さえ(ヒゲ持ち受けが衝撃で回転しないように固定する金属プレート)”も個性を際立てている。

これまでシチズンの機械式ムーヴメントでは、精度調整に緩急針を用いていたが、本作ではフリースプラングテンプを導入した。歯車や脱進機もすべて自社製だ。

Cal.0200の開発プロジェクトメンバーのひとりである土屋建治氏。かつてスイスのラ・ジュー・ペレ社に駐在しており、その際に得た知見がCal.0200の開発にも生かされている。

 


 

文◎船平卓馬(編集部)

 

【関連リンク】
■【セイコー、シチズン、オリエントスター、いま買うべき国産ブランドの機械式時計【ORIENT STAR(オリエントスター)編】
■【セイコー、シチズン、オリエントスター、いま買うべき国産ブランドの機械式時計【SEIKO(セイコー)編】
■【新作時計ニュース|ノット】ブランド初となる螺鈿(らでん)細工文字盤を採用、会津伝統工芸士とコラボした機械式の新作

-画像記事