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【約6億年前の隕石を文字盤に採用】100本限定、スイスの時計ブランド“チャペック”最新モデル

スイスに自社工房を構えるチャペックは、初の自社製ムーヴメントを搭載したスポーツシックなコレクション“アンタークティック”に、メテオライト(隕石)文字盤の数量限定モデルを追加。2025年第2四半期での発売に向け、チャペック指定販売店、ジュネーブの直営ブティックおよびczapek.comでの予約受付を開始した。

【画像】約6億年前の隕石をスライスした文字盤をもっと見る

光の加減で変化して見える興味深いテクスチャーと独特のカラーを持った多数の文字盤バリエーションを展開するブランドの代表作“アンタークティック”に、目を引くグリーンのメテオライト文字盤のモデルが登場した。

文字盤に使用されているのは、約6億年前と考えられている先史時代にナミビアに落下したギベオン隕石で、原石をスライスしたものを酸で洗浄し、模様の美しさが最大限に引き出しているという。

メテオライト文字盤は、鉄とニッケルの合金の結晶化構造によって作成されたウィドマンシュテッテン・パターンとして知られる幾何学的な線が光を捉え、目の錯覚により3Dグラフィックのような無限の深さを感じさせる面を持つ。また、数百万年にわたる宇宙の旅の間に冷却されて形成された結晶が、スライスごとに異なるパターンとなるため、それぞれ独自の模様を持つ唯一の腕時計に仕上がる。

自然ではグレーの隕石にラッカーを何層にも塗り重ねることで生み出された美しいグリーンカラーは、光の状況で色調が変化。ファセットカットされたトラペゾイド形のインデックスとソード・シェイプの針といったシンプルな文字盤上の表示が、メテオライト文字盤を際立たせている。

ムーヴメントには、自社開発された自動巻き“Cal.SXH5”を搭載。美しさと性能のバランスに特別な注意が払われ、機能性だけではなく視覚的な調和と透明性も考慮されている。

ベルトはリンクがモダンな“C”の形を描くステンレススチール製のほか、レザーまたはラバー製が付属。限定数は世界100本のみで、価格は572万円。

 

【問い合わせ先】
ノーブルスタイリング
TEL.03-6277-1600

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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