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【ロレックスでもアップルでもOK】リベットブレスがなぜこんなに売れるのかを動画で解説|OUTLINEニュース no.149

左は1970年代のロレックス・エクスプローラー、右はアップルウオッチ。両者ともにアウトラインのリベットブレスを装着している

アウトラインの様々なブレスレット仕様のコレクションに装着されているリベットブレスレット。2020年11月に開発してから現在までに1400本も製造している。そのうちリベットブレス単体の販売も数百本と、いまやアウトラインの製品にはなくてはならない存在だ。

このリベットブレスとは、1950年代半ばから60年代前半までロレックスが実際に採用していたブレスレットの各コマをリベット留めしていた時代のブレスレットのことで、アウトラインではそれに忠実に再現している。

冒頭でも触れたようにアウトラインの多くのコレクションに装着されているが、実のところサブマリーナー(Ref.5513)、エクスプローラー I (Ref.1016)、GMTマスター(Ref.1675)用の代替ブレスとして開発したものなのである。

アウトライン・リベットブレスレット

最大の魅力は大きく三つ。ひとつはブレスレットのコマは金属の無垢ではなく当時と同じステンレスの板を折り曲げて作っているため薄くて軽い点。二つ目は一部のコマがネジ止めとなっているため精密ドライバーでコマ詰めが自分でできてしまう点だ。

そして三つ目は、弓カン(フラッシュフィット)のほかにフィットカンと呼ばれるパーツが幅20mmタイプと18mmタイプの2種類付属する。これを装着することで、このサイズのラグ幅であれば様々な時計に付けて楽しむことができるという汎用性も大きな魅力である。

そんな優れたリベットブレス、ただ文章ではなかなかその魅力を伝えるのは難しいためYouTube動画を制作。開発秘話から長さ調節の際のコマ詰め方のコツや時計本体への取り付け方に至るまで、かなり細かく紹介している。そのため27分とちょっと長くなってしまったが、以下の目次を参考に早送りしてぜひご覧になっていただきたい。

【リベットブレスの写真をもっと見る】

[目次]
00:00 リベットブレスの魅力とは
03:30 ロレックスに実際に付けてみる
06:47 リベットブレスの商品構成
08:56 長さ調節方法①【必要な道具類】
11:18 長さ調節方法②【コマを外す】
15:38 長さ調節方法③【コマをつなげる】
19:38 長さ調節方法④【バックルアジャストの調整法】
21:48 時計に取り付ける【弓カン(フラッシュフィット)編】
25:31 時計に取り付ける【フィットカン編】

【SPEC】
・型番:Ref.YK20201-3
・素材:ステンレススチール
・サイズ:ブレス幅20mm(フィットカンは20mmと18mmが付属)/全長:171.6mm(コマをすべて外しバックルアジャストも使用した場合の最小は130.4mm)/厚さ2.9mm
※1駒=10㎜×4駒外しが可能 バックルアジャストは4㎜×3
・希望小売価格:2万4200円(バネ棒は付属しません)

【アウトライン公式WEBサイトで販売中】

【オンタイムとムーヴの取り扱い店舗はコチラ】

※なおチックタックでは取り扱いしておりません!

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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