ドイツ有数の歴史をもつ計測機器メーカーのミューレ・グラスヒュッテ。1869年の創業以来、一度は国営化されるも1994年にミューレ家により経営が復活し、翌95年に再び腕時計市場に参入。2024年は創業155周年と時計製造30周年の歴史を称えるダブルアニバーサリーイヤーだ。
そんな大切な節目の年に発表された本作、レスキュータイマー“エディション 1994”は、ドイツ海難救助協会から直々に依頼を受けて作られた歴史的モデルがベースの実用的ツールウオッチだ。
特徴的なラバーベゼルと100気圧の高い防水性、随所に見られる周年仕様のディテールなど、特別な一作に仕上がっている。
ブレス一体型のケースに4時位置のリューズ。特徴的なラバーベゼルはしっかりとコーティングされており、腐食の心配はなさそうだ。
筆者は以前からこのモデルに使用されているラバーベゼルの質感が気になっていたのだが、今回実機を手にする機会を得て実際に確認することができた。しっかりとコーティングされており、事前に知っておかないとラバーだとわからないほどの硬さで、その質感に驚いた。この高い堅牢性も、実用時計としての歴史の長さがなせる業だろう。
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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