日本を代表する時計メーカーとして、様々なジャンルとのコラボレーションにも定評のあるSEIKO(セイコー)。今回は、ファンも多い鉄道や新幹線、航空機などの“乗り物”とコラボウオッチをクローズアップ。
リリース後即完売・再入荷待ちも珍しくない同ジャンルにおいて、2025年6月末現在発売中の5モデルを紹介していく。
【画像】完売必至!?“セイコー×乗り物”コラボウオッチを見比べる
【注目の“セイコー×乗り物”コラボウオッチ①】
SEIKO×185系オリジナルウオッチ 限定モデル

■Ref.S008-SEIKO-185。SS(41mm径)。日常生活用強化防水(10気圧)。クォーツ。限定300本。5万5000円
6月2日からJR東日本クロスステーションのオンラインショップと一部実店舗で取り扱いが開始された一作。
国鉄時代の特急車両である185系がモチーフで、12時位置には国鉄特急マークを配置。アイボリー文字盤の中心には車体の特徴的なカラーでもある3本の緑ラインがレイアウトされている。
付属品には国鉄特急マークのピンバッジ、オリジナルデザインの時計拭きクロス、収納ボックスがセットに。鉄道ファンや記念品コレクターにとっても魅力的な内容となっている。
【注目の“セイコー×乗り物”コラボウオッチ②】
923形ドクターイエローT4引退記念メモリアルウオッチ

■SS(39.8mm径)。10気圧防水。クォーツ。限定5000本。5万9400円
“しあわせの黄色い新幹線”として多くの人に親しまれてきた923形ドクターイエローT4の引退記念モデル。
車体をイメージした鮮やかなフレッシュイエローに青20号を組み合わせたカラーリングを採用。中央12時の方向に向かって、T4を思わせるスマートなフォルムを描く。
引退記念銘や前照灯、1979年〜2005年に活躍した“黄色い鼻”のT3など歴代のドクターイエローをモチーフとしたインダイアルもファンにはうれしい仕様。インデックスには暗い場所でも時間を確認できるルミブライトが施されている。
【画像】ラストラン風景の写真&メモリアルカード付属の収納ボックス
【問い合わせ先】
インペリアル・エンタープライズ
TEL.0120-989-808
【注目の“セイコー×乗り物”コラボウオッチ③】
SEIKO for ANA ボーイング727モチーフ オリジナルウォッチ

■SS(39.2mm径)。クォーツ。限定727本。5万6540円
1964年にANAが初めて導入し、高度成長時代の主力機であったジェット機“ボーイング727-100”をイメージしたモデル。
ジェットエンジンをイメージしたという凹凸感が与えられた文字盤は、中心から外側へ向かってブルーのグラデーションがかかった美しい仕上がり。12時位置のサブダイアルには当時、727にペイントされたのと同様のモヒカンルックを、6時位置のサブダイアルには懐かしいダヴィンチマークが配される。
裏ブタには、セイコーとダヴィンチマーク、さらに全日空のレトロなロゴがレイアウト。さらに727本限定のシリアルナンバーも刻印され、限定モデルならではの特別感を堪能できる。
【画像】レトロなロゴ、懐かしいダヴィンチマークが配された裏ブタ
【問い合わせ先】
全日空商事
TEL.03-6735-5011
【注目の“セイコー×乗り物”コラボウオッチ④】
ランチア ストラトス 50周年記念 セイコー コラボウオッチ

■SS(39.8mm径)。10気圧防水。クォーツ。限定1974本。6万5780円
フェラーリ・ディーノV6エンジンを搭載し、ラリーの歴史を塗り替えた伝説のスポーツカー“ランチア ストラトス”の誕生50周年記念モデル。
文字盤は、イタリア国旗“イタリアン トリコロール”のカラーが基調。インデックスには車体のLANCIAロゴが配置され、白いストップウオッチ秒針が車体中央のラインを想起させる。6時位置のスモールセコンドのゴールドの秒針もアクセントだ。
裏ブタには限定生産を示すエディションナンバーに加え、LANCIAロゴや“CAMPIONE DEL MONDO(世界チャンピオンの意味)”を刻印。特製ギャランティカードに加え、時計を美しくディスプレイできるアクリル製収納ボックスも付属する。
【問い合わせ先】
インペリアル・エンタープライズ
TEL.0120-989-808
【注目の“セイコー×乗り物”コラボウオッチ⑤】
夢の超特急 新幹線0系ひかりウオッチ

■SS(39.8mm径)。10気圧防水。クォーツ。世界限定5000本。5万4780円
“夢の超特急”として高度成長期を駆け抜けた初代新幹線“0系”のメモリアルウオッチ。
文字盤は、正面から見た0系ひかりをイメージした白と青のグラデーション仕様。12時のインデックスには0系の正面顔をとらえた金色のマーク、左右のインダイアルには円形内に縦2灯ずつ配置された0系の前照灯がデザインされ、初代新幹線を想起させるフェイスが生み出されている。
時計が収められるのは、0系のイラストと60周年記念の銘の箔押しを施した白い特製ボックス。天面には0系の写真がセットされ、ボックスの内側はブルーのモケットをまとった0系の座席をイメージした仕様になっている。
【画像】ブルーのモケットをまとった座席をイメージした特製ボックス
【問い合わせ先】
インペリアル・エンタープライズ
TEL.0120-989-808
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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