ブランドの進化と継承を象徴する“初代G-SHOCK復刻モデル”
1983年4月12日、カシオはハードな環境下での耐衝撃性や耐振動性を高めたタフネスウオッチ“G-SHOCK”を発売し、世界を驚かせた。
ISO基準の耐衝撃時計の規格を大幅に上まわり、激しいスポーツで受ける衝撃やチェーンソー、削岩機などの連続振動にも耐えうる高い耐衝撃性能は、当時の世界の人々のライフスタイルを一変させ、“タフネスウオッチ”とも呼ばれる腕時計の新たなジャンルを確立したのだ。
また、高い機能性だけでなく、その特徴的なフォルムが評価され、日本では2023年に特許庁によって腕時計で初めて立体商標として登録されている。

■DW-5000R-1AJF。SS×樹脂/バイオマスプラスチック(42.3×48.9mm)。20気圧防水。クオーツ。3万3000円
G-SHOCK(ジーショック)
DW-5000R
写真のモデルは、時計史に名を刻む名作“初代G-SHOCK”の復刻モデルだ。ケースは、当時と同じくステンレススチール製で、ベルトについても長さ、形状、ディンプルの位置までオリジナルモデルを再現。
オリジナルモデルで採用されていた、G-SHOCKのブランドカラーでもあり挑戦し続ける情熱を意味する赤色、高い防水性を表す青色、ショックレジスタントを意味する黄色のカラーリングを採用。堅牢性をイメージさせるレンガパターンを採用しているのも注目のポイントだ。
【画像】山形カシオで製造、初代G-SHOCK復刻モデルを別アングルで見る
初代G-SHOCK復刻モデルに加えて、赤、青、黄色をあしらったコンセプトモデルも4機種がラインナップされている。

■DW-5600RL-1JF。樹脂(42.8×48.9mm)。20気圧防水。クオーツ。1万4300円
G-SHOCK(ジーショック)
DW-5600RL
初代モデルのデザインを受け継ぐロングセラーモデル、5600シリーズ。G-SHOCKを象徴する角型デザインやブラックベースデザインに、初代モデルから受け継いだ赤、青、黄色の差し色がアクセントを加えている。

(左)■GA-110RL-1AJF。樹脂(51.2×55mm)。20気圧防水。クオーツ。2万350円 (中)■DW-6900RL-1JF。樹脂(50×53.2mm)。20気圧防水。クオーツ。1万4300円 (右)■GA-2100RL-1AJF。カーボン(45.4×48.5mm)。20気圧防水。クオーツ。1万7600円
G-SHOCK(ジーショック)
左:GA-110RL 、中:DW-6900RL、右:GA-2100RL
左のGA-110RL-1AJFは51.2×55mmのケースが異彩を放つビッグサイズモデル。中央のDW-6900RL-1JFは時代を超えて愛されるカルチャーアイコン。右のGA-2100RL-1AJFは八角形フォルムが特徴のG-SHOCKデジタル・アナログコンビネーションモデル。スタイルを選ばないシンプルなデザインも魅力のひとつだ。
【画像】全4機種、初代G-SHOCKカラーのモデルを別アングルで見る
【問い合わせ先】
TiCTAC東京ソラマチ店
☎03-5610-3098
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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