アメリカ発、GPSナビゲーション製品のプロフェッショナル“ガーミンジャパン”から、船舶操縦のサポートやマリン機能に充実した、マルチスポーツGPSスマートウオッチ“quatix（クアティクス）”シリーズの最新作2サイズ（51mm、47mm）がリリースされた。
機械式時計と同様にベゼルとプッシャーに加え、クロノグラフのルックスを反映したウオッチフェイス（アクティビティモードやアプリメニュー画面との切り替えが可能）を備えた同シリーズ。
特徴は、高輝度で反応速度が高いAMOLEDディスプレイのほか、様々なマリン機能やセンサーガード、航海中でも長く使用できるロングバッテリーなど、マリンスポーツ時はもちろん、陸上でも役立つ機能を多数備えている点だ。今回は新機能が加わり、スペックもバージョンアップされている。
■Ref.010-02904-62。繊維強化ポリマー（47mm径）。10気圧防水。充電式。19万5800円
Garmin（ガーミン）
クアティクス 8 アモレッド
新しく加わった機能で、より操作性を向上させたのがスピーカーとマイクの搭載だ。スマートフォンとペアリングすると、一部の対応機能は、Bluetoothを介した音声コマンドによって操作できる。
防水機能は最大40mのダイビングに対応した防水機能を備え、搭載された防水インダクティブボタンで水中での操作も可能だ。スキューバからフリーダイブまで、幅広くマリンスポーツをサポートする。
素早くアクセスが可能なタッチスクリーンと、水中での操作を考慮した防水インタラクティブボタンによる操作のダブルインターフェイスの切り替えはスムーズで、プッシャーとの同時操作も可能。フレキシブルに操作できる点も嬉しい。
ベゼルや裏ブタには、潮風に強く耐久性に優れたチタンを採用し、海上での視認性と操作性を考慮した、マリンスマートウオッチ特有のタフなルックスも魅力だ。
【画像】マリン仕様のスマートウオッチ、“クアティクス”シリーズ新作を別アングルで見る
同シリーズならではの特徴と言えるのが、船舶操縦をサポートやフィッシングを実現するマリン機能を搭載している点だ。船舶のボートデータストリーミングをリアルタイムで行い、オートパイロットをサポートしてくれる。
オンボードシステムに接続すると船の進行方向、速度、水深などが即時に確認でき、オートパイロットアプリにアクセスすると、進行方向の変更や操縦パターンの読み込んでGPSのルートを辿ることができ、舵を取らなくても船の操作可能だ。
潮流データといった重要な情報にアクセスすると、突然発生した走錨（錨泊中に錨を引きずりながら風浪に押し流される現象）や水上の変化をアラートで告知。海外大陸地図は無料でダウンロード・更新でき、アプリの地図管理を使用して、Wi-Fi環境下で使用できる。さらに有料にはなるが、詳細な海図情報も活用できる。
釣りユーザー向けの機能だが、時計好きにも嬉しい機能として、天体データベースを活用した、太陽と月の入り時間、現在地情報なども詳細に確認が可能。現在の気象状況と天気予報や、地図上に気象レーダーの表示機能を付随している。
マリンウオッチとしてだけでなく、一般的なスマートウオッチとして活用できる、健康管理機能やビジネス向け機能も備わり、日常も活躍する。
ヘルスモニタリング機能は睡眠スコア、フィットネス年齢、ストレスレベル、消費カロリー、週間運動量、血中酸素トラッキングといったライフログ機能が搭載されており、健康管理に役立つ。
さらに同ブランドの強みであるセンシングツールは、第5世代光学式心拍計を搭載しており、心拍を計測・記録し、日々の心拍変化を記録・分析する心電図アプリにも対応。スポーツアクティビティは、ランニングやゴルフ、サイクリング、スイミング、筋トレなど100種類以上に対応している。メール、SNS、ニュース等の通知は手元で受信が可能だ。
“ガーミン”ならではのパワフルなロングバッテリーで、スマートウオッチモードであれば約29日間（51mmモデル）、GPSモードで約84時間（51mmモデル）稼働する。2サイズともディスプレイサイズは、良好な視認性を確保できる1.4インチだ。
【画像】本格マリン機能搭載、“ガーミン”の“クアティクス”シリーズ最新作の別アングルも見る
【問い合わせ先】
ガーミンジャパン
TEL.0570-049530
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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