【注目ポイン2】ケースの重量82グラム、ストレスを感じない着け心地
サイズは43mm、厚さ16.5mmで、ケースの3時側にネジ込み式リューズ、10時側にネジ込み式ヘリウムエスケープバルブを装備。大きめのサイズと立体感のあるデザインが強烈な存在感主張するが、フォージドカーボンを採用したことで見た目からは想像できない軽い着け心地を実現している。
ケース重量が82グラム(同サイズの一般的な時計は145グラム前後)という点に加え、ラグを短めにデザインし、さらに急角度で手首方向に傾斜を付けているのも装着感を高めているポイントだ。
ベルト接続部分と手首の間に隙間が生じないように工夫されているため、装着感は良好。編集部の計測でラグの先端までの上下幅は約50mmもあるのだが、手首の内側(筆者は約17cm)に納まっている。
ムーヴメントは、毎時2万1600振動で、約40時間パワーリザーブを備えたセイコー製のCal.NH35Aを搭載。モデル名の由来である“マギー”の姿をデザインしたローターを採用しており、すりガラスのような質感のシースルーバックには“Manta Trust(マンタ・トラスト)”のロゴもデザインされている。
汎用ムーヴメントのため、装飾は簡易的でスペックもそこそこな印象だが、コラボモデルならではの特別感を演出しつつ、機械式時計ならではのメカニカルな雰囲気を楽しめる。
【注目ポイン3】立体的な“波状”文字盤、3時位置にマンタのシルエット
存在感のあるカーボンケースに負けないインパクトを感じさせるのが、レーザー彫刻が施された“波状”文字盤だ。
黒潮の流れをイメージしてデザインされた“波状”テクスチャーはそれぞれ異なる形状になっており、海面を彷彿とさせる有機的な質感を生み出す。光の当たり方によって陰影が生まれるため、ケースと同じブラックのワントーンだが存在感は抜群だ。
アプライド仕様のインデックスと時分秒針にはスーパールミノバが塗布されており、暗い場所や深海でも環境に左右されない視認性が確保されている。
また、紫外線を当てると3時位置にマンタのシルエットが浮かび上がる秘密のディテールにも注目だ。本作にはUVライトが付属されているため、手に入れた方はぜひチェックしていただきたい。
【画像】マンタが浮かび上がる文字盤も注目、“アクア・カーボン・マギー”を別アングルで見る
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文◎船平卓馬(編集部)
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