2020年に始動したスイス独立系ブランド“kollokium(コロキウム)”がいよいよ日本上陸。オフライン店舗展開が開始された。
プロジェクトを始動して以来、2024年のGPHG ノミネートをはじめ、世界中の時計愛好家から注目を集めてきたコロキウム。現在までに発表したプロダクトはすべてオンラインECのみで販売を行っており、いずれも完売を記録している。

■SS(2ピース構造のダイキャスト316Lステンレススチール/40mm径)。5気圧防水。自動巻き(La Joux-Perret製 Cal.G101)。限定499 本(G1&G2合計)。79万1450円
kollokium(コロキウム)
Projekt 01 Variant G2 “Powder Blue”
時計界でトレンドとなっているアイスブルーのカラーリングを採用したモデル。文字盤は、スーパールミノバを塗布したブルーPVD仕上げの468 本のピンインデックスで構成。高さの異なる6種類のインデックスがオブジェを想起させる立体的な造形を生み出している。
ラインナップはG1(ブルーの時分針×ホワイト秒針)とG2(ホワイトの時分針×ブルー秒針)の2モデル。いずれもオンライン販売分は完売となっており、日本のオフライン店舗にはごく少数のみ入荷予定だ。
【画像9枚】仕様違い2機種、コロキウム“Projekt 01 Variant G “Powder Blue”のデザインを見比べる
“kollokium(コロキウム)”はマニュエル・エムシュ、バート・ヌスバウマー、アムール・シンディの3人によって2020年に設立されたスイスの新鋭ブランドだ。

マニュエル・エムシュ(右)、バート・ヌスバウマー(中央)、アムール・シンディ(左)。
いずれもスイス独立時計界を象徴するクリエイターであり、コロキウムでは、“ブルータリズム的時計学” という新しい価値観のもと、独立プロジェクトベースで時計の製作を行っている。同ブランドを語る際に注目したいのが、以下の四つのポイントだ。
・工業的で無骨な2 ピース構造のダイキャスト・スチールケース
・ベゼルレスのシリンダー型サファイアクリスタル風防
・468 本(もしくは488 本)のピンによる浮遊感ある立体ダイアル
・ローファイかつ三次元的な視覚体験
日本でも広く知られる建築家の作品にもみられるコンクリート剥き出しの構造美であるブルータリズム(Brutalism)建築から着想を得たデザイン哲学を核としており、これらを融合させたクリエーションは、時計でありながらも、工業アートオブジェにも通ずる存在感を放つ。
文字盤は“Adobe Illustrator”で意図的にピクセル化した画像を立体的に再構成したもので、直径・高さの異なる468 本(もしくは488 本)の円柱型インデックス を一つ一つ手作業で植え込み、サンドブラスト後にスーパールミノバが充填されている。

一見すると、形状の異なる円柱インデックスがランダムに配置されているようだが、文字盤を少し離れて見ると12個のマキシインデックスが浮かび上がり、3・6・9・12 時位置はバー、その他はラウンド形状のインデックスで構成されているのがわかる。
近くで見ると緻密な造形美、離れてみるとしっかり実用性を考慮したデザインに仕上げられているのだ。

文字盤の世界を堪能するため、サファイアボックスクリスタル風防(両面AR コーティング)を採用しているのも特徴だ。メタルベゼルを持たず、サファイアクリスタル製のボックスクリスタル風防が文字盤面とフラットに配置されており、どの角度からも文字盤の立体構造をクリアに確認できる。
316Lステンレススチール製の2パーツ構造ケースは、一般的な切削加工ではなく、あえて工業的な鋳造(ダイキャスト)技法が採用された。内部にはスチール製のムーヴメントコンテナを内包し、ムーヴメントは、毎時2万8800振動、約68時間パワーリザーブを備えた、La Joux-Perret(ラ・ジュー・ペレ)製の自動巻きキャリバー、G101を搭載。
ケースの側面には“K,P‒n°01”の文字が鋳込まれ、三角バルブ型リューズを装備。ポリッシュやブラッシュなどの装飾を排したマットな質感が、独自の工業美を感じさせる。
【画像】各モデル数本のみ入荷、コロキウム“Projekt 01 Variant G “Powder Blue”を別アングルで見る
今回店頭展開されるモデルはいずれもEC オンライン販売分がすでに完売している最新人気モデルだ。日本向けアロケーションは各モデル数本のみ。取り扱いは、東京の高級時計専門店 「ISHIDA 表参道」、そして大阪・心斎橋の「NEXT BRIDGE by Fortune Time」の2店舗からスタートとなる。
【問い合わせ先】
コロキウム トウキョウ アウトポスト
TEL.03-3562-2071
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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